【現状維持は後退するばかりである】名言に学ぶ成長の為の考え方

本ページはプロモーションが含まれています

働き方 生活

【現状維持は後退するばかりである】名言に学ぶ成長の為の考え方

うーなー

エンタメ・イベント業界に従事して14年|コロナ禍をきっかけに副業Webライターとして活動を開始|ライティングやエンタメ業界での働き方などをTwitter・ブログで発信中|夢は家族で世界のディズニー旅

「現状維持は衰退」「現状維持は後退するばかりである」という名言は多くの偉人が残す言葉ですね。

海外の偉人の名言

●ウォルトディズニー

ディズニーランドはいつまでも未完成である。
現状維持では後退するばかりである。

●ゲーテ

前進しない人は後退しているのだ。

●ナイチンゲール

進歩し続けない限りは後退していることになるのです。

日本にも有名な言葉を残した人がいます。

日本の偉人の名言

●松下幸之助

人間は変わることに恐れを持ち、変えることに不安を持つ。
しかし、全てのものが刻々と動き、
一瞬一瞬にその姿を変えつつあるこの世の中。
「うまくいっているから十分だ。」
と考えて現状に安んずることは、即、退歩につながる。
今日より明日、明日よりあさってと、日に新たな改善を心がけたい。

また、表現は異なるモノの、やはり同様の意味合いのある言葉も残されています。

他の表現

●シェイクスピア

安心、それが人間の最も近くにいる敵である。

それだけ、本質的な事なのだと考えられますね。

ではなぜ、これだけ多く語られることになったのでしょうか?

この記事では現状維持してしまう理由と、成長のために必要な考え方を学ぶことで、

流されやすい人生を回避して、成長に向けて行動が出来るようになります。

では、見ていきましょう!

〈実体験〉人は楽な方に流れやすい。

〈実体験〉人は楽な方に流れやすい。

2017年の夏頃。部署異動をして1年以上経ち、新しい上司や先輩方は優しく、和気あいあいとした雰囲気で楽しく働いていました。

仕事にも十分に慣れ、ある程度暇な日も増えてきて、気心知れた仲間たちと居心地良く何となく過ぎていく日々が続いていたのです。

でも当時の私は独身。会社都合の異動なのに給与も100万ほど年収ダウンして、最初は落ち込んでいたけど何となくそのままにしていました。

しかし、今の妻と出会い、結婚を考えたときに将来に対する不安がつきまとったのです。

今の仕事は楽だし、イヤな人もいない。この環境は逃したくない。でも…

と、モヤモヤした気持ちになったのです。

これ、シェイクスピアの言葉そのまんまなんです。

将来を考えると不安なのに、安心という環境が変わりたくないと言う気持ちにさせてくる。

そして何より痛感したのが、勇気を出して転職をしようと思ったときでした。

現状維持をして楽に過ごしていたが故に、新しいスキルを身につけることもなく、なぁなぁに過ごしていた事に気づきました。

出来る事が限られてる。選択肢がない…。

3度目の転職で未経験の職種にチャレンジするには厳しいということもあり、

同業種の仕事を探し、年収アップとキャリアアップを目指すことにしたのです。(結果的に良かったのですが)

なぜ楽な方に流されてしまうのか?現状維持バイアスが働く

なぜ楽な方に流されてしまうのか?現状維持バイアスが働く

日々の生活でも仕事のなかでも、人が何かを決断しなければならないとき、リスクを覚悟の上で新たに環境を変えてまでチャレンジを選択するケースは少ないといえます。

通勤のルートや乗る電車の時間、お昼のコンビニで買う商品など、1日のうちに何度も判断を繰り返していますが、大抵は「いつも通り」を選ぶのではないでしょうか。

多くの場合は危険を避けて、現状維持を選択する。

多くの人が抱くこうした心理効果は「現状維持バイアス」と呼ばれるものです。

この心理は人間の生存本能によるモノで、本能的に変化を嫌う性質があるのです。

こう考えると決してネガティブなモノではないと思われますが、やはりビジネスシーンや自己の成長を考えるとマイナスに働く事も多そうですね。

現状維持バイアスが生じる5つの要因

現状維持バイアスが生じる5つの要因

現状維持バイアスは、いくつかの心理効果が重なって生じるようになっています。

①選択の麻痺

選択を迫られる場面に遭遇した際、あまりの重大さに圧倒された経験を持つことで、

次に判断する機会を迎えた時、安全な選択肢・もしくは何もしないという選択をするというモノです。

②損失に対する嫌悪

人は何かを手に入れる喜びよりも、失敗や損失を強く嫌う傾向があるそうです。

そのため現状変更による損失を回避して、現状維持を選ぶような心理が働くのです。

③先行経験

「前回やったとおり」などのように、人は過去に経験した選択にとらわれることが多く、同じ選択を繰り返してしまいます

それが現状維持バイアスとなり、その経験がさらに現状維持を強める要因となっています。

④サンクコスト効果

人は以前と同じ条件のもとで労力を費やすことを好む傾向があります。

例えば資格試験や株式投資など時間やお金などを注ぎ込んだとして、

「合格可能性が明らかに足りない」「株価の下落で損失が出る」など、

その労力が合理的ではないと分かっていても、損失と後悔を回避するために現状維持を選択してしまうのです。

⑤認識の不一致

過去に経験のない選択肢に直面すると、人は自身の認識との不一致を感じます。

それを回避するために過去に経験した認識をもとに判断を再構築しようとするというもの。

これは、不快な感情を回避する行動とも深く関わっているといえます。

現状維持バイアスを克服するためには

現状維持バイアスを克服するためには

では現状維持バイアスは克服できるのでしょうか?

結論、それは第三者の意見を聞いてみることにありそうです。

会社の社長や部長クラスの方々など、ビジネスの現場で判断に迫られている人、特に重大な責任を負っている人ほど、

経営的な責任を取ることや公開を避けるように、主観的な考えからなるべく危険を回避する方向に行こうとするでしょう。

しかし現状維持バイアスに囚われて判断をしてしまった結果、大きなビジネスチャンスを逃すこともあると思います。

個人の方でも副業にチャレンジしようと思っている方や、株をやってみようという方も居ると思います。

株なんかは損失が出てもつい「また値上がりするはず」とホールドしてしまい、結果損失が大きくなってしまうこともあるでしょう。

そんなときに友人やパートナーの客観的な意見を聞く事で、損切りをして損失を最小限に出来るかも知れませんね。

逆に現状維持バイアスを利用する方法も

逆に現状維持バイアスを利用する方法も

逆にこの心理効果を利用して、効率的なビジネス・モデルを作ることも可能だといえます。

携帯の契約や、サブスクリプションサービスの自動更新のシステムが良い例です。

「解約する手続きが面倒だから、今のままでいいや」という現状維持バイアスが働く事で、

一度契約した後は継続的に顧客数を維持することが出来る、という点が非常に優れていると言えます。

副業や個人事業主としてご自身でサービスを作り販売する際に、こういった形でのサービス提供も一つの手段と言えるでしょう。

最後に

最後に

人間の心理は多くのモノがありますが、それにより人生に大きく影響があると考えると

ひとつひとつ丁寧に向き合っていくことも重要ですね。

知らないと気づいたら流されてしまった、なんてことにもなりそうです。

転職や副業など、新しいチャレンジには労力もかかりますし、勇気もいります。

でも、成長のためにはその一歩を踏み出す勇気が必要です。

私もブログとTwitterという手段で一歩を踏み出しました。

今ではWebライターとして月10万円の副業収入を得ています。

私が勇気を出せたきっかけになったサービスのリンクを貼っておくので、気が向いたら参考にどうぞ。

\第三者に意見を聞いてみる/

無料で相談してみる

ぜひあなたも新しい一歩を踏み出せるように、一緒に頑張っていきましょう。

次に読む記事
【忙しいは理由にならない?】ビジネスチャンスを逃さないように気をつけたいこと

あなたは仕事でミスした経験はありますか? 私は大いにあります。レンタルビデオ屋で映画「アメイジングスパイダーマン」がテレビ放映される前後で、旧作「スパイダーマン」シリーズが棚の奥に入り込んでいて機会損 ...

続きを見る

  • この記事を書いた人
  • 最新記事

うーなー

エンタメ・イベント業界に従事して14年|コロナ禍をきっかけに副業Webライターとして活動を開始|ライティングやエンタメ業界での働き方などをTwitter・ブログで発信中|夢は家族で世界のディズニー旅

-働き方, 生活