「キャリアパーク就職エージェントに登録してみようと思うけど、自分の学年で使えるのか」「登録したら何が起きるのか」が分からなくて、申込ボタンの前で止まっていませんか。
エンタメ業界の就職記事を書いていると、この質問がいちばん多く届きます。とくに「26卒向け」と書かれた古い記事を読んで、今の自分が対象なのか不安になる人が多いようです。
先に結論を書きます。2026年9月時点の公式申込フォームは「2027年3月・2028年3月卒業予定の学生」が対象です。大学4年(27卒)でも、大学3年(28卒)でも申し込めます。既卒・第二新卒は別の窓口があるので、この記事の対象ではありません。
この記事では、公式ページで確認できる登録の流れ、登録後にかかってくる電話の目的、面談前に準備しておくこと、そして「向いている人・向いていない人」を整理しました。私はイベント・コンサート業界で15年以上、レコード会社・芸能事務所・広告代理店・ゲーム会社と仕事をしてきた営業職です。エージェントの中の人ではありませんが、業界の側から「新卒がどう入ってくるか」「面接官が何を見ているか」を見てきた立場で、申込前に知っておくとよいことを書きます。
注意:この記事は2026年9月時点の公式ページ(careerpark-agent.jp)の記載をもとにしています。対象卒年や面談拠点は変わることがあるので、申込前に公式ページの最新表記も確認してください。
27卒・28卒の大学生・大学院生が対象の無料就職支援です
キャリアパーク就職エージェント(ポート株式会社)は、2027年3月・2028年3月卒業予定の大学生・大学院生を対象にした無料の就職支援です。登録後、担当者から大学・学部・学年の確認と面談日程の電話が来ます。
結論:27卒・28卒の学生が対象。申込前に確認する3点

申込前に確認しておきたいのは、次の3点です。
対象卒年は「2027年3月・2028年3月卒業予定」
公式の新卒申込フォームは、2026年9月13日に確認した時点で「2027年/2028年の3月にご卒業予定の学生」を対象にしていました。2026年9月の時点で言えば、27卒は大学4年、28卒は大学3年にあたります。
対象卒年はフォームの選択肢として表示されるもので、年度が替わると更新されます。申込前に公式サイトの申込フォームで最新の選択肢を確認してください。
27卒の人は「本選考はもう終わったのでは」と思うかもしれません。主要企業の山は6〜7月に越えていますが、秋採用や追加募集を続けている会社はあります。私が関わってきたエンタメ業界でも、事務所や制作会社の27卒募集が9月時点で動いている例を確認しています。「今からでも紹介してもらえる企業があるか」を面談で聞くのが早いです。
28卒の人は、冬のインターンや早期選考に向けて情報を集める時期です。エージェントを「相談先のひとつ」として先に持っておくと、志望業界の絞り込みが進みやすくなります。
学校種別は公式ページで記載が分かれる
ここは正直に書きます。公式FAQには「4年制大学卒業・卒業見込みの方が主な対象」とあり、サービス紹介ページの対象者には「新卒」「既卒・第二新卒」と並んで「専門学校・短大卒も対応」と書かれています。短大・専門学校の人も対象に含まれる書き方ですが、紹介される企業の幅は面談で確認してください。
出典:キャリアパーク就職エージェント よくある質問/サービス紹介(2026年9月18日確認)
既卒・第二新卒は別の窓口
すでに卒業している人、社会人1〜3年目で転職を考えている人は、キャリアパーク就職エージェントの新卒窓口ではなく、同社の既卒・第二新卒向けページが入口になります。新卒用のフォームから申し込んでも対象外になるので、先にこちらを確認してください。
20代で「今の会社をすぐ辞めたい」という状況の人は、第二新卒に特化したエージェントも含めて比較した方が早いです。エンタメ業界からの転職を考えている人向けには、エンタメ業界を辞めたい人へ 後悔しない決断の基準と体験談にまとめています。
「キャリアパーク」と「就職エージェント」は同じ会社の別サービス

申し込む前に、ひとつ整理しておきたいことがあります。「キャリアパーク」という名前のサービスは複数あります。
- キャリアパーク(就活メディア):ES例文・自己分析ツール・就活イベントなどを提供する会員制のメディア
- キャリアパーク就職エージェント:担当アドバイザーが付いて企業紹介・面接対策をする就職支援サービス
どちらも運営はポート株式会社(東京証券取引所グロース市場上場)です。就職エージェントを使うには、メディア側の「キャリアパーク」の会員登録も必要になります。
ネットで「キャリアパーク 電話」「キャリアパーク しつこい」と検索して出てくる口コミは、メディア側のイベント案内を指している場合と、エージェントの面談調整を指している場合が混ざっています。口コミを読むときは、どちらのサービスについて書かれているかを区別すると、必要以上に身構えずに済みます。
私の周りでも、業界に入ってきた新卒の子に聞くと「メディアの方は使っていたけどエージェントは知らなかった」という人と、「エージェントで紹介された会社に入った」という人が両方います。同じ名前で別のサービスだと知っているだけで、登録後の連絡を「あ、これはイベント案内だな」「これは面談の調整だな」と切り分けて受け取れます。
登録の流れ(公式5ステップ)と登録後に起きること

公式のサービス紹介ページでは、利用の流れを5ステップで説明しています。
出典:サービス紹介/新卒の皆さまへ(2026年9月18日確認)
| ステップ | 内容 | 自分がやること |
|---|---|---|
| 1. 会員登録 | サイトから登録。担当エージェントから連絡が来る | Gmailまたは大学メールで申込。電話に出られる時間帯を意識しておく |
| 2. 面談 | 就活状況のヒアリング・悩み相談 | 希望業界・職種・譲れない条件を話せるようにしておく |
| 3. 企業紹介 | 希望に合わせて企業を厳選して紹介 | 応募するかは自分で決める。社数の制限はない |
| 4. 面接 | 日程調整・面接対策・面接後のフィードバック | 不採用時は理由を確認してもらい次に活かす |
| 5. 内定 | 入社までのフォロー | 内定辞退の連絡は代行してもらえる |
申込フォームに入力するもの
2026年9月13日に申込フォームを確認した時点では、入力欄に「Gmailもしくは大学メールアドレスのみ入力できます」という注記がありました。フリーメールでも大学メールでも構いませんが、就活中に毎日見るアドレスを使ってください。連絡を見落とすと、面談の日程がそのまま流れます。入力条件はフォームで最新の表記を確認してください。
申込にあたって、プライバシーポリシー・グループ会員利用規約・キャリアパーク利用規約への同意が必要です。読み飛ばしがちですが、電話やメールでの連絡に同意する内容が含まれているので、一度は目を通しておくと登録後の連絡に驚かずに済みます。
面談は対面(東京・新宿)またはWeb
公式FAQによると、対面面談は東京(新宿)で行われ、Web面談も積極的に実施しているとあります。公式の新卒向けページには面談場所として東京都新宿区北新宿の住所が載っていて、サービス紹介ページにはオンラインがメインで東京・大阪・名古屋に支援拠点があると書かれています。地方の大学に通っている人は、最初からWeb面談を希望すれば問題ありません。
出典:キャリアパーク就職エージェント よくある質問/新卒の皆さまへ/サービス紹介(2026年9月18日確認)
費用は無料。応募は自分で決める
利用者側の費用は一切かかりません。採用する企業からの仲介費用で運営されているためです。有料オプションもないと公式FAQに明記されています。
出典:キャリアパーク就職エージェント よくある質問(2026年9月18日確認)
紹介された企業に応募するかどうかは自分で決められます。応募社数の制限もありません。他の就活サービスとの併用も可能と公式に書かれているので、「登録したら紹介企業を受けなければいけない」という心配はいりません。
登録から面談までの流れが分かったら、あとは動くだけです。登録は無料で、面談で聞いた内容をもとに応募するかどうかを決められます。
登録後の電話は何のためにかかってくるのか

申込前の不安でいちばん大きいのが「電話」だと思います。ここは公式に書かれている事実と、口コミで語られていることを分けて書きます。
公式が挙げている電話の目的
ポート株式会社の公式FAQでは、電話の目的として次のものを挙げています(就活メディア「キャリアパーク」側のFAQです)。
- 就活イベントの案内
- 就職エージェントサービスの案内
- イベント・面談の参加確認
- 就活状況の調査
- 就職後の生活に関するサービスの案内
- 事務連絡
エージェントに申し込んだ直後にかかってくるのは、主に「大学・学部・学年の確認」と「面談日程の調整」です。この電話に出ないと面談が設定されないので、申込後1〜2日は知らない番号からの着信に出られる状態にしておくのが現実的です。
頻度・時間帯は口コミの範囲でしか分からない
「1日に何回かかってくるか」「何時にかかってくるか」は、公式には書かれていません。第三者の口コミサイトには頻度に触れた記述がありますが、投稿日と対象サービス(就活メディアかエージェントか)を特定できる一次投稿を確認できなかったので、この記事では頻度や時間帯を事実として扱いません。公式に確認できるのは、上に挙げた電話の目的までです。
出典:キャリアパーク よくある質問「キャリアパークからのお電話について」(2026年9月18日確認)
出られなかったとき・支援を止めたいとき
電話に出られなかった場合は、メールで折り返しの希望時間を伝えるか、担当者に連絡方法を変えてほしいと伝えるのが早いです。公式FAQでは、担当者の変更も、支援の停止も、担当アドバイザーへの直接連絡か問い合わせフォームで受け付けるとしています。
「止めたら使えなくなるのでは」と心配する人がいますが、連絡方法の希望を伝えることと、支援を止めることは別です。電話が負担なら、まず担当者に「メールやLINE中心にしてほしい」と希望を伝えて、対応できるかを確認してください。連絡方法をどこまで変えられるかは公式に明記されていないので、支援がそのまま続くと断定はできません。
注意:すでに登録している人が、電話を止めたいだけの理由で別のリンクから再登録する必要はありません。既登録者は担当者か公式の問い合わせフォームに直接伝えてください。
面談前に準備しておくこと(業界の側から見て差がつく3つ)

ここからは、エージェントの使い方というより「面談で何を話すと紹介の精度が上がるか」の話です。私は採用する側として面接に関わった経験があり、業界の会社が新卒に何を見ているかを知っています。その目線で3つ挙げます。
1. 希望職種を3つまでに絞る
「エンタメ業界に行きたい」だけだと、担当者は紹介企業を選べません。エンタメ業界には、制作・営業・宣伝・マネジメント・イベント運営・チケット・グッズ企画と、まったく違う仕事が並んでいます。「ライブの制作進行」「レコード会社の宣伝」「イベント会社の営業」のように、職種まで落とした希望を3つ以内で持っていくと、面談の30分が具体的な話に使えます。
業界の全体像がまだ曖昧な人は、エンタメ業界の8つの業界と自分に合う仕事の見つけ方とコンサート業界の仕事内容と業界分析を先に読んでから面談に臨むと、話が早くなります。
2. 「好き」を「できること」に翻訳しておく
面接官として学生の話を聞いていて、いちばん多かったのが「音楽が好きです」「ライブに行くのが好きです」で止まる自己PRでした。好きなのは全員そうなんです。私が「この子と働きたい」と思ったのは、「サークルの合宿で宿と移動の手配をまとめて、当日に出たトラブルをこう捌いた」のように、好きなことの周辺で自分が何をしたかを話せる学生でした。数字や役割は自分の経験に合わせて置き換えてください。エージェントの面談でも同じで、担当者は「この学生をどの企業に推せるか」を考えながら聞いています。
志望動機の書き方に不安がある人は、エンタメ業界の志望動機NG例と職種別例文を面談前に一読しておくと、担当者との会話が整理されます。
3. 「紹介企業に無い会社」は直接応募と割り切る
ここは誤解されやすいので、はっきり書きます。キャリアパーク就職エージェントに登録しても、大手エンタメ企業の本体に「紹介で応募できる」わけではありません。紹介企業は公式のサービス紹介ページに「1,300社以上の求人を紹介(2025年時点)」とありますが、ゲーム・音楽・芸能の各社の現行の紹介枠や企業名は公開されていません。
ソニーミュージック・東宝・テレビ局といった企業は、公式の新卒採用ページから直接応募するのが基本です。エージェントは「業界の中で自分が知らなかった会社を知る」「面接対策とフィードバックをもらう」ために使い、本命企業は直接応募と併用する。これが現実的な使い方です。各社の難易度はソニーミュージックの就職難易度、東宝の就職難易度、ゲーム業界への就職で書いています。
向いている人・向いていない人

向いている人
- 27卒で「秋以降も応募できる会社」を探している人(自力で探すより、紹介の方が早い)
- 28卒で志望業界が固まっておらず、担当者と話しながら絞りたい人
- ES添削や面接練習を、無料で、人に見てもらいたい人
- エンタメ業界の「大手以外」の会社も視野に入れられる人
向いていない人
- すでに卒業している人、社会人(既卒・第二新卒の窓口が別)
- 本命企業が1社に絞られていて、直接応募で完結する人
- 電話でのやり取りがどうしても負担で、最初の連絡すら受けたくない人(連絡方法の希望は伝えられますが、初回の確認電話はあります)
業界に入ってきた新卒の子たちを見ていると、大手だけを受けて全滅した子と、中堅の制作会社やライブハウス運営会社から入って3年後に本命に近い仕事をしている子がいます。後者のルートを知るには、自力で求人を眺めるより、業界の求人を持っている人に聞くのが早い。エージェントの価値は、「知らなかった入口を見せてもらえること」だと思っています。
よくある質問

大学3年(28卒)でも登録できますか?
できます。公式フォームは2028年3月卒業予定の学生も対象に含めています。冬のインターンや早期選考の情報収集を兼ねて、早めに面談を受けておく使い方が現実的です。
大学4年の9月(27卒)でも遅くないですか?
公式フォームは2027年3月卒業予定も対象です。主要企業の本選考の山は過ぎていますが、秋採用・追加募集を続ける企業はあります。「今から紹介できる企業があるか」を最初の面談で率直に聞いてください。
既卒・第二新卒は使えますか?
新卒の窓口とは別に、既卒・第二新卒向けページがあります。新卒用のフォームから申し込まず、そちらから入ってください。
地方在住でも大丈夫ですか?
Web面談に対応しています。対面は東京(新宿)が基本で、大阪・名古屋にも拠点があると公式に書かれています。
内定を辞退したいときは?
公式FAQによると、担当者が本人に代わって企業に連絡します。自分で企業に言いにくい場合でも、辞退を理由に利用を続けられなくなることはありません。
退会したいときは?
エージェントの支援停止は担当者か問い合わせフォームに伝えます。メディア側のキャリアパーク会員の退会は、ログイン後の設定画面から手続きします。予約済みのイベントは退会だけではキャンセルされないので、別途キャンセルが必要です。
まとめ:対象なら登録して面談で聞く。本命企業は直接応募と併用する

この記事の要点をまとめます。
- 対象は2027年3月・2028年3月卒業予定の学生。大学3年・4年のどちらでも申し込める
- 「キャリアパーク(メディア)」と「就職エージェント」は同じ会社の別サービス。口コミはどちらの話か区別して読む
- 流れは会員登録→担当者から連絡→面談(対面またはWeb)→企業紹介→面接→内定。費用は無料で、応募は自分で決める
- 登録直後の電話は学年確認と面談調整。連絡方法の希望は担当者に伝えられる
- 面談前に希望職種を3つに絞り、「好き」を「できること」に翻訳しておく
- 大手本体は公式採用ページから直接応募。エージェントは知らない入口を知るために使う
27卒で秋以降の選択肢を増やしたい人、28卒で志望業界を絞りたい人は、まず面談で「自分の場合はどの企業が紹介対象になるか」を聞いてみてください。合わなければ支援を止められますし、他のサービスとの併用も自由です。
27卒・28卒の大学生・大学院生が対象の無料就職支援です
キャリアパーク就職エージェント(ポート株式会社)は、2027年3月・2028年3月卒業予定の大学生・大学院生を対象にした無料の就職支援です。登録後、担当者から大学・学部・学年の確認と面談日程の電話が来ます。既卒・第二新卒の人は公式の既卒向けページから申し込んでください。
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