無事に大学も卒業して就職も果たしたけど、
超ブラック企業だった
先輩・上司とそりが合わない
求めていた仕事と違うことをさせられている
会社の社風が自分と合っていないから
といった理由から、転職を考えている人もいるのではないでしょうか?
20代での転職を考えている方は「初めての転職」の方も多いかと思います。
一方で転職したけど「失敗した」と悩んでいる方もいらっしゃるでしょう。
この記事では20代の転職でよくある「失敗例」について学べます。
転職で失敗しやすいパターンや原因をあらかじめ知っておくことで、
失敗する前に対策を講じやすくなります。
また、転職に失敗しないための具体的な対策方法についても紹介していきます。
しっかりと確認してあなたの転職を「成功」に導きましょう!
【筆者の体験談】20代前半、1回目の転職で典型的な失敗を踏む
私は20代でエンタメ業界に入り3度転職をして今に至ります。1回目の転職が典型的な失敗をしています。
新卒でレンタルビデオ店に就職したのですが、蓋を開けてみたら超がつくほどブラック会社でした。
残業は月に100時間を超え、残業代が出たのはたったの6時間。連休も無し。有給消化も0日でした。
勤務時間は日中の昼間から翌日の朝までが当たり前。昼夜逆転の生活が1年半ほど続きました。
このままでは体力が持たない…。将来が不安だ…。
当時希望の会社には入れず落ち込んでいましたが、とりあえず内定のもらえたこの会社に就職して、社会人経験を積みながら次を考えようと思っていました。
とはいえ、そうも言っていられない状態になり、転職活動を開始。
漠然と「エンタメ業界」に再チャレンジしたい、という思いがありました。
気持ちばかりが先行していたため、十分にリサーチを行うことをせず、安易に転職をしてしまいました。
結果は想像にたやすい、またしてもブラック会社でした。
はじめて転職エージェントを利用してアドバイスをもらいながら、求人に応募。
でも、希望はエンタメ業界に行きたい、一方で「キャリアを考えたときに別の軸も見てみたら」と言うことで営業職など幅広く提案されました。
もともとエンタメ系の求人が多くなかったこともありますが。
仕事の忙しさは変わらない中、休みも使って面接に行くなど、だんだん焦りも募っていきました。
希望の求人がないことにやや不満があり、別の転職サイトに登録。そこで見つけたエンタメ系の求人に応募してみたら、なんとトントン拍子で受かったのです。
やったと思ってすぐに転職の決意。ここが判断の誤りでした。
求人も詳しく調べないでいたので、裁量労働制で残業なし、超体育会系のブラック企業に当たってしまったのでした。
仕事自体は面白かったので学びは多かったものの、結局こちらも1年半くらいで次の会社を探すことに…
と言った具合にわかりやすく失敗しています。
NGなポイントがいくつか見えてきましたね?ではどんな所がダメだったのか、失敗につながったのか、具体例と原因を探っていきましょう。
エンタメ業界に入りたい方は【エンタメ業界への就職は難しい?】7つの業界を知り自分に合った仕事を見つけよう!も参考にされてくださいね。
転職の失敗例5選
さて、私の失敗談を元に、何となく見えてきた失敗例。具体的にはどんな所が失敗なのか、深掘りしていきましょう。
①典型的なブラック企業だった
ブラック企業、という言葉が一般化している今の世の中ですが、実際にブラック企業と聞いてどのような会社・就労環境をご想像されるでしょうか?
ご経験されたことのない人には「話には聞くけど、実際にそんなひどい職場はあまりないだろう」とご自身にはあまり身近に感じられないかも知れません。
しかし、長時間の残業やパワハラ・セクハラなど、典型的なブラック企業と言える環境の職場は残念ながら未だ数多く実在します。
誤ってブラック企業に転職してしまうと、日常的に強いストレスを受けることになります。いずれ耐えられなくなって短期間で再び転職することになる場合もあります。
このような企業に入ってしまうとメンタルの面で追い詰められてしまい、冷静な判断ができなくなることも少なくありません。
大企業ですら大きなニュースとしてとりあげられるなど、中小零細企業だけの話では決してありません。
大企業だから、名のある会社だから安心、という訳ではないのです。
ブラック企業に一度入ってしまうと、逃げ出したい一心で冷静な判断を欠き、さらにブラック企業へ転職するという悪循環に陥ってしまうこともあります。
転職した先がブラック企業だったというのは、典型的な失敗パターンと言えるでしょう。
②社風や人間関係が合わず新しい職場に馴染めなかった
転職先の職場の”違和感”は多くの場合は入社直後に気がつくものです。転職して何ヶ月も経過してから「あれ?何かおかしいぞ…?」とはならないのです。
違和感を感じるポイントは、新しい勤務先の社風や人間関係、仕事内容などさまざまです。
なぜなら、ご自身の思い描く理想の働き方と現実との間に乖離が生まれてしまっているからに他なりません。
例えば、プライベートや趣味の時間を大事にしたいと考えている人が、仕事終わりに上司や部署の同僚との飲み会や食事会が多い職場に入社してしまい、自分の時間が削られることに強くストレスを感じてしまうなどです。
もしくは、業務中は私語をせずに集中して作業を行いたいのに、雑談が多い部署に配属されてしまい集中力を欠かれてしまい業務が上手く進められないなども考えられます。
こうした職場環境への不適合はストレスを非常に強く抱える原因になりやすく、転職に失敗したと感じることが多いでしょう。
③女性の少ない職場だった 産休・育休のない職場だった
求人情報には「女性も活躍している」ような記載があったり、産休・育休制度もあるといった記載があったので入社してみたら、ほとんどが男性社員。
女性の役職者はゼロ。産休・育休制度も名ばかりで、実態はほとんど使われておらず、退職されるケースが多かった。なども考えられるでしょう。
④思っていた仕事と違った やりたい仕事ではなかった
憧れの仕事にキャリアチェンジしたものの、想像していた仕事内容とは異なるというケースも、失敗例としてよくあります。
営業職にチャレンジしたものの、事務仕事が多すぎて思ったように営業活動が出来なかったり、扱う商材に興味が持てずにやる気がでないなんてことも考えられます。
また、企業によって年次や役職などで任せられる仕事が異なります。前職と同じポジションだと思って入ってみたら、全然業務範囲が異なった…。という事もあるでしょう。
仕事内容に興味が持てない場合、せっかくスキルアップのためにキャリアチェンジしたのに力を注ぐことが難しく、仕事に本気で取り組めなくなってしまいます。
さらには、毎日の仕事が楽しくないと思ってしまうと、結局は再度転職を考えるようになってしまいます。
⑤勢いで退職していまいなかなか次の仕事が決まらなかった
「会社に行くのが辛いから、とりあえず今の会社は辞めよう」と、次の転職先が決まっていないうちに勢いで退職してしまうのも失敗パターンとしてありがちです。
なぜなら、人材を探している企業の多くは「現役の」社会人を求めており、無職という期間が存在する時点で非常に厳しい目で見られることが多いからです。
採用する側の立場として考えてみると「無職の期間、何してたの?」ってなりますよね。
そして、ブランクの期間が長引けばそれだけ社会人としてのキャリアに空白期間が増えていくことになります。それだけ社会人としての信用が失われます。
また、無職ということはその間収入が無いということ。貯金を崩しながら生活では次第に金銭面でも苦しくなってくることでしょう。
結果的に「無職なので急いで転職したい」という人ほど仕事が見つからず、「雇ってもらえるならどこでもいい」と慌てて転職先を決めてしまうことになりかねません。
退職するのは転職先が決まってから、というのは守るべき鉄則です。「何とかなる」「どこかが雇ってくれる」などと軽く考えず、必ず転職先を確保してから退職するようにしましょう。
転職に失敗した理由とは?3つの理由から失敗しやすい人の傾向がわかる
ここまで具体的な失敗パターンを踏まえて、転職に失敗してしまう原因はどんなところにあるのかを見ていきましょう。
失敗しない為の対策を立てるためには、その原因を考える必要があります。
理由を理解して、転職の失敗リスクを減らす方法を考えていきましょう。
①十分に情報を集めず、求人内容をしっかりと確認していない 次の会社に求める本当に必要な条件を選べていない
転職活動を始めるときに多くの場合、最初に調べるのは「求人情報」ではないでしょうか。
多くの求人を比較する中で、ついつい仕事内容や給与の条件面だけを見て選んでいませんか?
もちろん将来長く働く事を前提に考えれば、就労条件は大事な要素です。
一方で企業研究が不十分だと、転職後に根本的な部分でミスマッチが生じる原因になりやすいので注意が必要です。
求人情報を眺めながら転職先の候補が見つかったら、すぐに応募するのではなく企業研究は入念に行っておく必要があります。
とくに未経験の業種へ転職しようとしている場合、業界研究も含めて十分なリサーチをしましょう。
たとえば、主力商品はなんなのか、経営理念に共感できるのか、会社の沿革など、事前に調べる事で得られる情報は非常に多くあります。
明確なキャリアプランがある場合を除いて、基本的には実際に入社したらこの先何十年も働くことを前提に探されている方が多いでしょうから、実際に働くイメージがつくまで念入りに調べ上げた方が良いでしょう。
なお、転職は新卒の就活とはちがいますので、一度に何十社と応募するのは避けましょう。それよりも、じっくりと企業研究を行い、納得した上で応募に踏み切ることが大切です。
②今の職場を「辞めたい」気持ちだけ先行して決めてしまう。転職理由がネガティブなので結局次でもまた辞めることに。
今の職場環境がイヤで勤め続けたくないからと、とにかく今より条件の良いというだけで入れそうな会社に急いで転職を決めてしまう人がいますが、このような”衝動的な転職”はやめた方が良さそうです。
”辞めるため”の転職だと、今の職場の嫌な部分ばかりに目が行きやすく、環境が変わればすべてが解決すると思い込んでしまいやすいのです。
辞めたい一心で取り組む転職活動では、面接1回で採用が決まる職場やすぐに勤務を開始できそうな職場を選んでしまいがちです。
しかし、こうした職場の中の裏側には人の出入りが激しく、なかなか人が定着しない理由があるものです。
今の職場を辞めたい=転職したい、というネガティブな理由だけだと結局同じような環境の職場にあたり、再び短気で辞めることにもなりかねません。
③「なんか違う」などの漠然とした理由だけで動いて、自己分析が不十分、キャリアプランを明確にしていなかった
転職理由はネガティブなモノがあるかも知れませんが、それだけではないはずです。
長い社会人生活。やりたい仕事、新たに挑戦したいことなど、スキルアップや経験を増やす事で自分自身が成長できる事が何より大切です。転職そのものはゴールではありません。
そのためには、自分にどんなことに向いているのか、情熱を持って取り組める仕事なのか、を基準に選ぶ必要があるでしょう。
また、5年後・10年後にどうなっていたいのかといった、キャリアプランが明確になっているかどうかも転職の成功の明暗を分けるポイントとなります。「いずれ何とかなるだろう」といった考えは通用しません。
じっくりと自己分析やキャリアプラン策定をしないまま転職活動をスタートさせてしまうことで、転職先でミスマッチが発覚する原因になりやすいのです。
転職に失敗したと気づいても続けるべき?
さて、ここまで様々な転職の失敗例や原因を見てきました。それでも自分失敗したかも。と不安に思う方も居るかと思います。
「このままこの会社に居ても大丈夫かな?」「またすぐ転職すべき」といった疑問もあるかと思います。私の結論としては、失敗したかもの理由による。です。
もし、仕事内容が思ってたのと違う、なんか面白くない、と言う所に不満があるようでしたら、すぐに決めずにまずは続けてみる事をおすすめします。
やっているうちにその業務の面白さがわかってきたり、好きになる可能性もあります。まだわからない状態で判断するには少し早いかも知れません。
一方で、明らかにパワハラ上司がいたり、長時間の残業を強要されるなどの劣悪な環境だと気づいた場合については、泥沼にはまり辞められなくなるうちに早急に次の一手を打つ事も考えるべきでしょう。
転職に失敗しないための6つの対策
では、具体的な対策を見ていきましょう。
①検索でブラック企業でないか確認。就労条件や福利厚生も必ず把握しよう。
まずは「仕事内容」「就労条件」「福利厚生」など最低限必要な情報を求人情報から確認しましょう。
仕事内容をしっかり把握しておくことは、後の「やっぱり思ってたのと違った」を避けるためには絶対に必要でしょう。
就労条件は特に残業代の扱いについてしっかり見た方が良いでしょう。特に「裁量労働制」「みなし残業」は要注意です。
裁量労働制とは、実際に働いた実労働時間にかかわらず、「契約した一定の労働時間を働いた」とみなす制度です。
一見すると「早く終われば早く帰っても良い」とメリットもありそうですが、一方でいくら長時間働いても残業代は一切でないといったデメリットがあり、導入企業の実態として結局はほとんど長時間働く人が多くブラック化している所もあります。
みなし残業についても、一定時間の残業代を実際の残業時間が短くとも働いたとみなして支給する制度ですが、裏を返せば例えば40時間のみなし残業代があるとすると、ほとんどの場合40時間残業するケースが多いと言うことです。
福利厚生については、産休育休制度の有無や実際に取得されているかどうかを把握しておくことをおすすめします。
女性だけでなく、男性も育休が取れる職場で「取得しやすい」環境がベストですが、制度としてもうけているだけで実際にはほとんど取られず退職されたりしているケースも存在するので注意が必要です。
あとは検索エンジンで、「会社名+ブラック企業」などと検索してブラック会社稼働かを見極めましょう。
ブラック企業であれば社員に訴えられたなど、悪い情報が出てくるものです。
転職サイトの口コミ内容から、現職の社員や元社員による具体的な良い点、悪い点を見ることも可能です。
また、労働裁判になった情報などが出てきたら、労働問題が生じたときに話合いで解決できない会社ということです。
労働裁判のある企業は避けることが賢明です。
口コミサイトは「転職会議」がおすすめです。
②次の会社が決まるまでは頑張って今の仕事を続けよう
これは失敗例の裏返しですが、「次の会社が決まるまで、退職しない」ことを強くおすすめします。
なぜなら、働きながら転職活動をする方が圧倒的にメリットが多いからです。
メリットの具体例としては以下です。
収入の途絶える期間がないので、落ち着いて転職活動ができる
キャリアに空白が生まれるリスクがない
転職先が決まっている後ろ盾があるため、退職を引き止められない
引っ越しが必要な場合、計画的に進めることが出来る
やはり生活が安定している状況でお金にも心にもゆとりを持って転職活動に取り組めることが、ご自身に合った新しい就職先を見つけるためには何よりの強みといえるでしょう。
一方で、退職してから転職活動を始めた場合、以下のデメリットがあります。
キャリアにブランクが生まれ、信用されない
収入が途絶えるため、生活に支障が出る
金銭的余裕もなくなり、焦る
キャリアにブランクがあると採用側は信用してくれません。自ら圧倒的に不利な状況を作り出し、思うように次の転職先が決まらなくなる恐れがあります。するとだんだん「多少妥協してでも、早く就職してしまいたい」という焦りが出てくるのです。
焦った気持ちで転職活動をすると、私のように大抵の場合、良い結果にはつながらないでしょう。
よほどブラック企業で長時間労働をしている人だとそう簡単にはいかないかも知れませんが、多くの場合仕事をしながらでも転職活動はできます。
仕事と転職活動の同時進行は少し大変かもしれませんが、本当に転職する意思があるなら、自然とカラダは動きますし、動かすべきでしょう。
③会社や仕事内容の情報を集め、転職先の選択肢の幅を広げる
転職を成功させるゴールのひとつは自分に合った仕事を見つける、ではないでしょうか?
そのためにはたくさんの会社や仕事を知ることも大切です。
職業の内容や種類など、知っていれば知っているだけ選択肢の幅が広がります。
たくさんの業種・職種・会社を調べることで、今まで知らなかったけど興味ある会社や仕事に出会えるかも知れません。
どんな仕事が合っているか、マッチングさせるつもりで興味をもって調べていきましょう。
深掘りしていけばきっと「本当にやりがいを感じる仕事」を見つけられると思いますよ。
④キャリアプランを決めて、次の会社では何を目標とするのかを決める
「キャリアプランを決めて転職活動すること」も大切です。
キャリアプランとは「自分が将来どのような仕事のスキルを積み上げたいか」によって決める行動計画です。
例えば「将来、IRの仕事をして活躍したい」となれば「経理や広報の実務経験が身につく会社」に就職することが必要でしょう。
これは、IRという仕事が、経理や広報室など、会社の内情を数値的に見る事や社外に的確に伝える能力などの経験が必要となる場合が多いからです。
IRは新卒で配属されることは少なく、ある程度経験してきた中堅社員が部署異動でたどり着くケースが多く、転職の場合は絶対的に実務を通じた経験が必要となります。
そのため「では、希望の職種に就くために実務でスキルアップできる企業はどこか?」という視点で、企業選びをしていくのが、転職を成功させるポイントです。
キャリアプランが明確になっている人ほど、会社選びがスムーズかつ志望動機も明確であるため、転職を成功させやすいといえます。
また、明確にキャリアプランがあればブレずに必要な経験を身につけたら再度転職する、と言った選択肢もとることが可能です。"
⑤退職理由はネガティブでもいい。でもポジティブに変換して伝えよう
転職の際、面接で必ず聞かれるのが「前職の退職理由」です。
退職理由は「ブラック企業だったから」のようなネガティブな理由でもかまいません。それは紛れもない事実であるので、嘘をつく必要はありません。
ただし、面接の際はポジティブな言葉に変換して伝える事を意識しましょう。
なぜなら、ネガティブな理由をストレートに伝えると、採用担当者からもネガティブに捉えられてしまいます。
転職しても、不満ばかり言ってまたすぐ辞めそう
物事の長所を見れない人なのかな?
このように、決して良い印象は持たれません。
例えば、社内の人間関係が嫌で辞めた場合は、以下のように変換します。
「前職では、チームで大きなプロジェクトを達成する経験があまり得られませんでした。私は、チームワークを活かして結果を出せる人材になりたいと思い、転職を決意しました。」
他にも、サービス残業が多いのが嫌で退職した場合は、こう変換します。
「前職は、”仕事が終わらなければ残業すればいい”という考えの社風でした。私は効率化できる業務がないか見直し、仕組みで残業を減らせる職場で働きたいと思っています。」
⑥転職エージェントの活用は絶対にした方が良い!
様々な対策をお伝えしてきましたが、これをなかなか一人でやりきるのは大変です。
特に会社の情報を集めて知識を貯めたり、自身のキャリアプランを一から考える、といったことは一人でやろうとすると際限なく時間がかかってしまいます。
そこで、転職エージェントを活用するのが間違いなくおすすめです。
転職エージェントとは「転職希望者の相談に乗り、キャリアプランの実現のために適切な企業への転職をサポートするサービス」です。
エージェントは転職支援の専門家です。転職者と企業とのマッチングが彼らの役割です。転職者の希望や経歴を元に、マッチした企業をどんどん紹介してくれます。履歴書は職務経歴書の添削や、面接対策まで、内定獲得まで併走してくれます。
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しかも、転職エージェントのサービスは転職者は無料です。
なぜ無料でできるのかというと、転職が決まった際に「企業から転職エージェントに報酬が支払われる」という仕組みになっているからです。
無料であれば転職者は気軽に利用できますね。複数社に登録して比較しながら活動できる点も、大きな強みです。
今はITや経理・士業など専門分野に特化した転職エージェントも存在します。
ご自身のご経験やキャリアプランに合わせて使い分けていくと良いでしょう。
最後に以下の見出しで、20代におすすめの転職エージェントを7社紹介します。
おすすめ転職エージェント7選
DODA
パーソルキャリアの「doda」は求人情報サービス・人材紹介サービスを提供する転職サイトです。
まずは自分で求人を探してみたいという方も、1人での転職活動は不安を感じるという方も
dodaで自分に合った求人を見つけることができます。
■doda求人情報サービス
大手・優良企業を中心に常時豊富な求人情報を掲載している転職サイトです。
日本最大級の求人数を掲載。毎週更新される求人特集や、月曜・木曜日に更新される新着求人から
あなたにマッチした求人の検索と応募が可能です。
■dodaエージェントサービス
dodaの専門スタッフが、あなたの希望や適性に合った求人のご紹介や、
転職活動のサポートをさせていただくサービスです。非公開求人を含む約10万件の求人からあなたに合った求人を紹介。
専門スタッフが企業へのエントリー、選考結果のお知らせ、面接日程の調整など内定までをトータルサポートします。
また、必要に応じてキャリアカウンセリングを実施することもあります。
・dodaエージェントサービス/サポート詳細
1)応募書類のアドバイス
人事担当者をひきつける履歴書、職務経歴書を書くための秘訣をていねいにアドバイスします
2)応募書類だけでは伝わらない人柄や志向を企業に伝え、選考通過を後押し
履歴書、職務経歴書だけでは伝わらない、人柄や志向、考え方など、
転職希望者の方の優れた特性を推薦状や推薦時のメールにまとめ、履歴書、職務経歴書に添えて企業に応募します
3)面接前後のきめ細かいフォロー
dodaでは面接で本来の自分を最大限にアピールするためのノウハウをdodaの専門スタッフが直接アドバイスします
※意向や状況により、一部の転職活動サポートを受けられない場合もございます
職種、年齢、経験を問わず、さまざまな方にご利用いただけます。
マイナビエージェント
株式会社マイナビの人材紹介サービス「マイナビAGENT」です。
人材紹介サービスを利用しての転職は、求人を閲覧できるだけの転職サイトと異なり、
業界職種に精通したキャリアアドバイザーからの転職活動アドバイスや転職ノウハウなどの情報提供を受けられるサービスです。
マイナビAGENTの3つのメリット
1、関東・関西・東海の主要エリアの求人を網羅!ベンチャーから大手まで優良企業の求人が豊富
2、20〜30代に転職サポートに強い!人事&採用担当との太いパイプ
3、応募書類の準備から面接対策まで、親身な転職サポート
▼ターゲット層
首都圏・関西圏・東海圏の20代〜30代のビジネスパーソン
MSジャパン
株式会社MS-Japanは、経理・財務・人事・総務・法務・会計事務所・弁護士・公認会計士・税理士などに特化した人材紹介会社です。
【業界トップクラスの顧客満足度】
「管理部門特化型エージェントNo.1」として多くの評価
※「人材紹介企業のブランドに関する調査」2017年3月 実査委託機関:楽天リサーチ(株)
【管理部門・スペシャリスト有資格者人材紹介のトップエージェント】
創業より29年間でのべ2万人以上の方々の転職のサポートを実現
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営業、エンジニア、事務、介護、販売、製造など
ウズキャリ IT
20代の若者向けにキャリア支援を行う「UZUZ(ウズウズ)」が提供する、
ITエンジニアを目指す求職者に特化した就業サポート。未経験からでも目指せます。
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さらに、入社後の定着度は驚異の97%超えを達成。
求人紹介、面接対策にとどまらず、学習動画コンテンツ、IT講師による学習サポートも求職者からの満足度が非常に高い状態です。
▼サービス詳細
・ITエンジニアへの就職サポートを目指す人に向けた特化型就職サービス
①初回カウンセリング
・IT業界について・メリットデメリット
・ITエンジニアの種類とそれぞれの仕事内容について
・一人一人のご希望や適性に合わせて厳選した求人紹介
②学習サポート ※希望者のみ
・無料学習動画のご提供
・ITエンジニアに必要な自主学習スキルや学習ノウハウの指導
③就職サポート
・企業様ごとの面接対策
・選考日程の調整
・内定・入社までの企業様との調整
・入社後サポート
など
・既卒・第二新卒・フリーター・ニートの内定率83%以上
・弊社から入社された方の定着率は93%以上
・選考企業毎にカスタマイズされた面接対策を無制限に実施
・入社した方の生の声を元に入社後の働き方や満足度もお伝えするので、入社後のイメージが湧きやすい
【メインユーザー】
年齢層:29歳まで
属性:属性:第二新卒、既卒、就職浪人、大学中退、フリーター、ニートなど転職希望者
・未経験からITエンジニアになりたい人(第二新卒・既卒・フリーター・社会人)
・手に職をつけてスキルアップやキャリアチェンジに繋げたい人
・キャリアに迷っていてIT業界に興味がある人
リンクエージェント
リンクエージェントはコンサル・商社・メーカー・IT・人材業界など若手ハイクラスの転職に強いエージェントです。
リンクエージェントでは、転職のゴールを「入社」ではなく、「転職先の組織文化にフィットして活躍すること」においており、
営業部門はもちろん、企画部門(事業企画、マーケティング)、管理部門(人事、広報、財務、法務など)の転職にも強い転職支援サービスです。
1.若手優秀層の非公開求人が豊富
組織開発ソリューションを展開しているリンクアンドモチベーショングループの転職支援サービスであるため、
若手人材の採用に積極的な大手企業、メガベンチャー企業の非公開求人が豊富です。
業界別の専門チームがフィットする転職先をご提案します。
2.個人・組織分析に強く、より活躍できる企業への転職が可能
リンクエージェントの考える転職のゴールは「入社」ではなく、
「転職先の組織文化にフィットして活躍すること」です。
個人サーベイ、組織サーベイを活用することで、年収や待遇だけでなく、活躍できる企業への転職を実現しています。
3.大手企業、優良企業の求人を保有
リンクエージェントは、東証プライム市場上場のリンクアンドモチベーショングループです。
大手企業、優良企業の非公開求人を保有しており、ご安心してご利用いただけます。
●こんな方におすすめ
・23-34歳の大卒の方
・コンサル、商社、金融、メーカー、人材、不動産業界等の営業職、企画職
・財務、人事、広報など管理部門
・勤務地 首都圏(東京、神奈川、埼玉、千葉)、関西(大阪・兵庫・京都)
どうしても今すぐ辞めたい…そんなときは退職代行も選択肢の一つ
退職代行ジョブセル
退職代行ジョブセルは弁護士監修の退職代行サービスです。
法律で守られた労働組合が運営しておりますので、依頼者様は安心して退職することが可能です!
■サービス/商品の強み
・最短即日退職可能、その日から会社に行かなくてOKです
・弁護士監修
・労働組合が運営
■利用者実績
一般のサラリーマンの方からの依頼多数。そのほか下記のような職種の方からの依頼もあります。
・介護士
・保育士
・ドライバー
・施工管理
・店舗スタッフ
最後に
転職は人生を変える大きな選択肢です。私も3度の転職で失敗をしているものの、
現在は幸せに暮らすことが出来ています。
最終的に決断するのはあなたですが、行動しなくては何も変わりません。
モヤモヤしていてなかなか行動にできていない方。
ぜひ行動に移しましょう。
あなたの転職が人生好転につながりますように。