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【20代で転職回数が多いと不利って本当?】実際に3回転職して人生好転した話。

うーなー

エンタメ・イベント業界15年超|コロナ禍をきっかけに副業Webライターとして活動を開始|ライティングやエンタメ業界での働き方などをX(旧Twitter)・ブログで発信中|夢は家族で世界のディズニー旅

20代で転職回数が多いと何かと不利だという話を聞きます。

もちろん回数が多いことで信頼されにくかったり、

経験も浅くスキルがなかなか身につかないまま次の職場に移ることで

ご自身のキャリアがなかなか育たないといったデメリットもあると思います。

ただし、完全にダメというわけではありません。

 

実際に私も20代のうちに3回の転職を経て、今現在の会社では役職がついています。

この記事では私の実体験を元に、20代転職回数の多さをどのように乗り越えたかを解説します。

私と同じように20代で転職を繰り返して次で3回目だったり、それ以上で不安を抱えている方に

少しでも安心を届けることが出来れば幸いです。

 

過去ご好評頂いたツイート

 

22歳。新卒で残業月100時間の昼夜逆転生活。店長は目がうつろで将来を諦めた顔。自分の未来は明らかに”お先真っ暗”だった。あれから10年。3度の転職でキャリアを作り、時間の余裕と心にゆとりが生まれ、妻と子供たちの笑顔に囲まれて”人生に彩り”を取り戻した。転職は人生を変える大事な選択肢です。

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【実体験】新卒で残業月100時間。ブラック企業からの脱出~人生好転まで。

22歳。私は新卒でレンタルビデオ店に就職しました。

当時漠然とエンタメに関われる仕事をと思い色々と応募していましたが、ことごとく惨敗。

そんなときに唯一内定がもらえたのがその会社でした。

「とりあえず、飛び込んでみるか」と就職を決意。

 

配属先店舗は接客クオリティ最低レベル。将来はお先真っ暗。

配属先は地元に近いところの店舗運営。書籍とゲーム・CD/DVDのレンタル・販売を担当。

1週間ほどの研修を経て、配属先の店舗に着任しました。

当時フランチャイズを含めた店舗数は全国で1400店舗ほどあり、

接客レベルなどを図る指標があり、ランキングが出ているのですが

なんと下から数えて二桁の店舗でした…。なかなかですよね。

配属初日に感じた一番のことは、アルバイト・パートスタッフの覇気のなさ。

笑顔はほとんどの人がない。コレは骨が折れそうです。

 

私の担当はレンタル部門。利用されたことのある方はお分かりかと思いますが、

音楽CDと映画などのDVDの貸し出しがお仕事です。

レンタルの特性ですが、貸したモノは返却があり、チェックしてまた売り場に戻す。ひたすらこれの繰り返しです。

 

新作・準新作・旧作と料金設定がありますが、当時の旧作1本あたりの1週間レンタルの金額は80円。

店舗によって異なりますが、業界水準で最安値でした。

当然「安けりゃ借りとこう」と言う考えでお客様は殺到し、毎日数百本~数千本という商品が借りられては返却されるような状況です。

そのため営業時間中はレジに追われ、閉店後に残った返却をし…という毎日でした。

 

残業が当たり前。店長は将来を諦めていた。

通常遅番は17時出勤で閉店が翌日の1時。レジ締めの作業で2時。コレで9時間勤務ですが、

返却された商品達を商品棚へ戻す作業が終わらないと帰れません。残業です。

コレがなかなかしんどくて、毎日朝6時とか7時までかかってやっていました。

 

次第にエスカレートして行き、店長から思わぬ言葉を発します。

「○○くん、これから15時に来て売り場整えてから通常勤務してよ(残業はつけないでね)」

新作商品が入ってくる度に売り場を整えるのも業務でしたが、

日々レジと返却で時間が取れないのでそのような案が出てきたのです。

今考えると相当おかしな話でしたが、当時忙殺されていた私はそれしか方法はないと

承諾せざるを得ず、対応していました。

 

こうしてみるみるうちに残業は増えていき、月間の残業は100時間を普通に超えていました。

ただし、タイムカードはつけるなと言う店長の指示があり、ほとんどがサービス残業に。

店長も本社から言われるがままの状態で、目はうつろで生気が感じられないほどでした。

彼は私の一回り上の年齢。この会社に居続けた先、約10年後の姿がそこにはありました。

明らかなブラック会社

「こんな未来でいいのか・・・」漠然と将来が不安になり、文字通り”お先真っ暗”な状況でした。

 

生活の改善、自分のやりたい事に目を向け転職を実行に移す

1年半ほどが経過した頃。自分と向き合う時間を取り転職を決意。

当時登録したのはDODAの転職エージェントサービス

「20代、まだ若いので全然大丈夫ですよ」という安心する言葉と共に

自分のキャリアを棚卸し、そして自分の進むべき道を探しました。

その中で「お客様に感動を届ける仕事がしたい」これだけは学生の当時から変わらない軸だとわかり

イベントが自分のやりたい事に最も近いという考えにたどり着きました。

ここからイベント業界へと足を踏み入れたのです。

 

3度の転職を経て、結婚、子供も生まれて人生に彩りが戻った。

その後紆余曲折あり後に更に2度転職をしますが、イベント業界で働くと言うことは一貫して変えず、

着実に自身のキャリアにつなげていきました。

 

20代のうちに4社目となりましたが、経験を買ってもらえ年収UP。

ようやく安定を手に入れ、28歳で結婚。リーダー職に昇進し翌年には第一子に恵まれます。

現在同じ会社で5年目、32歳で第二子も生まれ、家を持つまでになりました。

 

仕事も順調で残業も減り、心にも余裕が生まれ、家族の笑顔に囲まれる毎日は

まさに人生に彩りを取り戻したと言えます。

 

まとめ

20代で複数回の転職は「経験が浅い」「すぐ辞める」などのネガティブなイメージが根強いのが現状だと思います。

一方で、一貫して同じ業界でスキルや経験を積み上げていく、もしくはやりたい事が明確でそれに向けて努力をされている、

どのように貢献できるかがはっきりと伝えられる状況であれば転職できる可能性は十分あります!

 

今の環境に満足できてない、辛くて逃げ出したいなど、様々な思いで現状を変えたい方はたくさん居ると思います。

転職は人生を変える大切な選択肢です。勇気を出して1歩踏み出してみましょう!

 

最後までお読み頂き、ありがとうございました♪

 

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