ツアーマネージャーの仕事はきつい?仕事内容・1日の流れ・年収・30代家族持ちで続ける条件と転職出口を業界15年が解説

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ツアーマネージャーの仕事はきつい?仕事内容・1日の流れ・年収・30代家族持ちで続ける条件と転職出口を業界15年が解説

うーなー

エンタメ・イベント業界15年超の会社員×副業ライター。Webデザイナーの妻がいます。夫婦でセールスライティング×デザインを駆使してLP制作やプロモーション全般を裏方としてサポートしてます。 SEO記事300本以上|立ち上げた企業ブログが6ヶ月で2万PV超え、問い合わせ増加|某出版社様メルマガ執筆実績等|

ツアーマネージャーの仕事、正直きついです。現場を知っている人ほど、この一言にうなずくはずです。

アーティストに同行して全国を回る仕事は、外から見ると華やかに見えます。でも裏側は、移動、宿泊、会場入り、関係者調整、トラブル対応の連続です。私はコンサートプロモーターの営業として15年以上、ライブハウスからドーム、野外フェス、地方ツアーまで、ツアーマネージャーと一緒に現場を回してきました。

この記事では、ツアーマネージャーの仕事内容と1日の流れ、きつい理由、年収の目安、なり方、30代で家族がいる人が続ける条件、経験者の転職出口を本音で整理します。

注意:年収はツアーマネージャー単独の公的統計がないため、近い職種の求人と業界での見聞から「目安」として書いています。断定の平均値ではありません。

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ツアーマネージャーの仕事内容は「現場を止めないこと」

ツアーマネージャーの仕事内容は「現場を止めないこと」

ツアーマネージャーは、アーティストやスタッフが公演に集中できるように、ツアー全体の進行を支える仕事です。主な業務はこうです。

  • 移動・宿泊の手配:新幹線・飛行機・車両、ホテル、機材車の動線
  • 会場との調整:入り時間、搬入口、楽屋割り、駐車、ケータリング
  • 関係者連絡:事務所・主催者(プロモーター)・制作会社・会場・音響照明・物販の全員に「今日の予定」を配る
  • 当日の進行:リハーサル開始、開場、開演、終演、撤収の時間管理
  • トラブル対応:機材の遅れ、体調不良、天候、交通の乱れ

仕事の中心は「何かが起きたとき、誰よりも早く動くこと」です。予定通りに見える公演ほど、裏側では細かな調整が積み重なっています。

プロモーターの側から見ると、ツアーマネージャーは「その日の現場の窓口」です。私が会場側と決めた条件(搬入時間、音出し制限、当日券の売り場)を、アーティスト側の全員に浸透させてくれる人。ここが強いツアーマネージャーがいる公演は、開演が遅れません。逆に弱いと、朝から私の電話が鳴りっぱなしになります。笑えない話ですが、本当です。

コンサート業界の職種全体を見たい人はコンサート業界の仕事内容と業界分析を参考にしてください。

ツアーマネージャーの1日(アリーナ公演の例)

ツアーマネージャーの1日(アリーナ公演の例)
時間動き
7:00機材車の入り確認。会場担当・プロモーターと搬入口で合流
9:00ステージ設営の進行確認。楽屋割り・ケータリングの搬入
13:00アーティスト入り。移動車・導線・楽屋の最終確認
14:30リハーサル。音響・照明・演出との時間管理
17:00開場。物販・入場列・関係者受付の確認
18:00〜20:30本番。袖でトラブル待機。終演後の送り出しの段取り
21:00〜アーティストの送り、撤収の立ち会い、翌日の移動・入り時間を全員に共有

翌日が別の都市なら、そのまま移動です。ホールクラスでもこの骨組みは同じで、規模が小さいほどツアーマネージャー1人が担う範囲が広くなります。

ツアーマネージャーがきつい理由は3つある

ツアーマネージャーがきつい理由は3つある

移動が多く生活リズムが崩れる

ツアーは会場ごとに移動します。新幹線、飛行機、車移動が続いて、ホテル暮らしが長くなる時期もあります。家に帰れる日が読みにくいのが負担になります。

設営と本番で体力を使う

現場では朝から夜まで動き続けます。仕込み、リハーサル、本番、撤収まで一気に進む日は、終演後もすぐには帰れません。

関係者調整で神経を使う

アーティスト、事務所、主催者、制作会社、会場、移動会社、宿泊先。関係者が多いほど、連絡の抜け漏れがトラブルにつながります。

きついから悪い仕事、という話じゃないんです。好きな現場に深く関われる仕事です。ただ、生活の全部がツアー中心に動く時期があることは知っておいた方がいい。私が見てきた中で長く続いている人は、「移動中に休む技術」と「連絡を1本のメールに集約する技術」を持っていました。あと、コロナで公演が全部飛んだ時期に、ツアー1本いくらで動いていた人ほど収入が消えたのも見ています。雇用形態の話は次で書きます。

ツアーマネージャーの年収は300万〜500万円台が目安

ツアーマネージャーの年収は300万〜500万円台が目安

ツアーマネージャー単独の公的な平均年収データは見つけにくいです。近い職種であるコンサートスタッフや芸能マネージャーの情報を見ると、年収は300万〜500万円台で語られることが多いです。

年収を決める要素は4つあります。

  • 所属先:大手事務所・制作会社の正社員は安定しやすくて、小規模事務所やフリーは波が出やすい
  • 雇用形態:正社員か業務委託か。委託は「ツアー1本いくら」で、ツアーがない月は収入が落ちる
  • 担当アーティストとツアー規模:アリーナ規模のツアーを回す人と、ライブハウス規模では単価が違う
  • 兼務の有無:事務所のマネージャー業務や制作進行を兼ねると、給与体系が事務所の社員に寄る

20代のうちは「好きだから頑張れる」で乗り切れることもあります。ただ、30代で家族ができると、収入の安定と帰宅時間の読みにくさが現実の問題になります。私の周りでも、20代は全国どこでも飛び回っていた人が、30代で結婚や子育てをきっかけに現場の比率を下げるケースを見てきました。仕事が嫌いになったわけじゃなくて、生活の優先順位が変わるんです。私も子どもが小さいので、この感覚は他人事じゃありません。

ツアーマネージャーになるには:入口は事務所・制作会社・現場からの3つ

ツアーマネージャーになるには:入口は事務所・制作会社・現場からの3つ
  • 芸能事務所・レコード会社のマネージャー職から:担当アーティストのツアーに帯同するうちに、ツアーマネージャーの役割を担う。新卒の入口は芸能マネージャーになるにはを参照
  • コンサート制作会社・プロモーターから:制作進行や現場運営の経験者が、アーティスト側に移る。入口はコンサートスタッフ正社員になるにはを参照
  • 現場スタッフ(ローディー・アシスタント)から:機材と現場の流れを覚えた人が、進行管理側に上がる

求人票で「ツアーマネージャー」と書かれる募集は多くありません。「マネージャー」「制作進行」「ライブ制作」で探して、業務内容にツアー帯同があるかを見るのが探し方です。運転免許は多くの現場で求められます。

30代家族持ちで続けるなら条件を決めた方がいい

30代家族持ちで続けるなら条件を決めた方がいい

家族がいる状態でツアーマネージャーを続けるなら、気合いだけで判断しない方がいいです。

  • 月に何日家に帰れるか
  • 土日不在がどの程度続くか
  • 子どもの行事に参加できる余地があるか
  • 年収を下げずに現場比率を減らせるか(内勤の制作管理・事務所デスクへの異動があるか)

このあたりを家族とすり合わせておかないと、仕事は好きなのに家庭側でしんどくなります。現場仕事を辞めるか迷っている人は現場仕事を辞めたい30代向けの転職ガイドも読んでみてください。

家族との時間と年収維持を両方見たいなら、面談が丁寧なエージェントで条件整理から始めるのが合っています。

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ツアーマネージャー経験者の転職出口

ツアーマネージャー経験者の転職出口

ツアーマネージャー経験は、転職で使えます。現場調整、スケジュール管理、トラブル対応、関係者折衝は、業界を変えても説明しやすいスキルです。

出口活かせる経験現場比率
コンサートプロモーター(営業・制作)会場・事務所との折衝、興行の段取り中
ライブ制作会社の内勤(制作管理)進行表・予算・スタッフ手配低〜中
芸能事務所のデスク職スケジュール管理、関係者連絡低
一般企業の営業・進行管理多人数の調整、納期管理低
マーケティング職ファンの動き、現場の知見を企画に転用。転換ルートはエンタメ業界からマーケターへを参照低

「ツアーしかできない」じゃなくて、「多人数の現場を止めずに回してきた」と言い換えると、職務経歴書の見え方が変わります。エンタメ業界を辞めるか迷う気持ちはエンタメ業界を辞めたい人へでも詳しく書いています。

エンタメ業界内で動くならマスメディアンも併用する

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業界を完全に出るならパソナキャリアのような総合型。エンタメ業界内で職種をずらすなら、マスメディアンも併用した方が情報を拾いやすいです。ライブ制作会社、広告・プロモーション、音楽関連企業など、現場経験を評価してくれる求人を探しやすくなります。

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よくある質問

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未経験・新卒でツアーマネージャーになれますか?

いきなりツアーマネージャーとして採用される例は少なくて、事務所のマネージャー職・制作会社の進行・現場スタッフのいずれかから経験を積む形が普通です。

フリーランスのツアーマネージャーはいますか?

います。ツアー単位の業務委託で複数のアーティストを回す人もいますが、ツアーがない月の収入をどう埋めるかが課題になります。

女性でも続けられますか?

現場で活躍しているツアーマネージャーは男女ともにいます。負荷は移動・体力・時間で、性別じゃなくて生活設計の問題です。

何歳まで現場を回れますか?

年齢制限はありません。ただ、30代後半以降は内勤の制作管理やデスク職に軸足を移す人が多い印象です。

まとめ:ツアーマネージャーは好きだけでは続けにくい。条件を決めて、出口を持つ

まとめ:ツアーマネージャーは好きだけでは続けにくい。条件を決めて、出口を持つ
  • 仕事の中心は「現場を止めないこと」。移動・体力・関係者調整の3つがきつさの正体
  • 年収は300万〜500万円台が目安。所属先・雇用形態・ツアー規模で変わる
  • 入口は事務所・制作会社・現場スタッフの3つ。求人票は「制作進行」「ライブ制作」でも探す
  • 30代で家族がいるなら、帰宅日数・土日・年収の条件を先に決める
  • 出口はプロモーター・制作管理・事務所デスク・一般企業の進行管理・マーケティング

退職を急ぐ必要はありません。総合型エージェントで生活条件を整理して、マスメディアンで業界内の選択肢を見る。この2つを並べるだけでも、次の一手はかなり見えやすくなります。

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