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エンタメ業界の企業一覧|新卒が分野別に志望先を絞るための見方

うーなー

エンタメ・イベント業界15年超の会社員×副業ライター。Webデザイナーの妻がいます。夫婦でセールスライティング×デザインを駆使してLP制作やプロモーション全般を裏方としてサポートしてます。 SEO記事300本以上|立ち上げた企業ブログが6ヶ月で2万PV超え、問い合わせ増加|某出版社様メルマガ執筆実績等|

結論から言うと、エンタメ業界の企業一覧は「社名を全部覚えるもの」ではありません。分野ごとに地図を描き、その会社がどこでお金を得ているかを見ると、志望先が一気に絞りやすくなります。

この記事は、エンタメ業界を目指す新卒の就活生で、「一覧を見ても、どこから手をつければいいか分からない」と感じている人に向けて書いています。

先に、この記事の前提をお伝えしておきます。

  • 挙げるのは実在する会社の一例です:業界の全社ではありません
  • 並び順は順位ではありません:売上や人気、難易度の順ではありません
  • 社数は書いていません:数え方で大きく変わるためです

採用状況は2026年10月時点で各社の公式サイトや検索結果を見た範囲で触れるだけです。応募するときは、公式の最新の要項を読んでください。

この記事の要点は3つです。エンタメ企業は「分野」と「役割」の2軸で整理できること。グループ会社や社名変更で、一覧の社名と採用する会社がずれる場合があること。そして、一覧は好きな作品のクレジットからたどると自分ごとになることです。

エンタメ業界はどう分けられる?一覧を見る前の地図

企業一覧をいきなり眺めると、社名の多さに圧倒されてしまいますよね。そこで先に、業界の分け方を2つ持っておきましょう。就活サイトや業界データベースでは、エンタメ業界は映画、音楽、ゲーム、放送、出版、レジャーなどの集まりとされていました。2026年10月時点の検索結果で見た範囲です。

分野で分ける:何を届けている会社か

一つめの軸は「何を届けているか」です。映画会社なら映画、レコード会社なら音楽、テーマパークなら体験そのものを届けています。

分野が違うと、仕事の時間の流れも変わります。たとえばゲームは1本の開発に長い期間をかけることが多く、テレビは毎日・毎週の放送に合わせて動きます。ライブやイベントなら、本番の日に向けて準備を積み上げる働き方です。

迷うなら、ここ1年でいちばんお金と時間を使ったエンタメを書き出してみてください。最初に見る分野が決まりやすくなります。

役割で分ける:作る・届ける・場をつくる

二つめの軸は「その会社が作品のどこを担っているか」です。大きく分けると、次の3つになります。

  • 作る:アニメ制作会社、ゲーム開発会社、映像制作会社など
  • 届ける・広める:配給、宣伝、レコード会社の販売や宣伝、出版社の営業など
  • 場をつくる:映画館、劇場、ライブの主催、テーマパークの運営など

同じ映画会社でも、作る部門と映画館を運営する部門では仕事が違います。事業内容を見るときは、3つのどれが中心かを確かめてみてください。

分野別のエンタメ企業一覧(実在企業の一例)

ここからは分野ごとに、新卒の就活で名前を見かけやすい会社を挙げます。どの分野も、ここに載っていない会社がたくさんあります。

分野 会社の例(順不同) 主な役割
映画・演劇 東宝、松竹、東映 製作・配給・映画館・劇場
音楽 ソニー・ミュージックエンタテインメント、エイベックス、ユニバーサル ミュージック、ワーナーミュージック・ジャパン、ポニーキャニオン、キングレコード 制作・宣伝・販売・アーティスト育成
ライブ・チケット キョードー東京、ディスクガレージ、ぴあ 公演の主催・運営、チケット販売
ゲーム 任天堂、バンダイナムコエンターテインメント、スクウェア・エニックス、カプコン、セガ、コナミデジタルエンタテインメント 開発・販売・運営
アニメ 東映アニメーション、バンダイナムコフィルムワークス、トムス・エンタテインメント、動画工房、キネマシトラス 制作・企画・権利の活用
テレビ 日本テレビ放送網、TBSテレビ、フジテレビジョン、テレビ朝日、テレビ東京 番組制作・放送・配信
出版 集英社、講談社、小学館、KADOKAWA 編集・販売・原作の権利の活用
テーマパーク オリエンタルランド、合同会社ユー・エス・ジェイ、サンリオエンターテイメント パークの運営・体験づくり
芸能事務所 ホリプロ、アミューズ、スターダストプロモーション、太田プロダクション タレントのマネジメント・作品の企画

「主な役割」は大まかな目安です。実際の事業は公式の会社概要で確かめてください。

映画・演劇:東宝・松竹・東映

東宝、松竹、東映は、日本の大手映画会社として並べて語られる3社です。東宝の決算短信では、映画、IP・アニメ、演劇、不動産の4つが事業の区分として並んでいます(東宝 2026年2月期決算短信)。

映画会社の仕事には、配給(映画館に作品を届けて上映してもらう仕事)、宣伝、映画館の運営、演劇の興行なども含まれます。

私もイベント・コンサートの仕事で、映画会社とのイベント連携に関わってきました。会社を見るときは、「映画が好き」に加えて「作品をどう届けているか」に目を向けると、志望動機が具体的になります。会社研究の進め方は東宝の新卒採用の記事も参考にしてください。

音楽:レコード会社とライブの会社は別もの

音楽の会社には、レコード会社やライブの会社のほか、音楽出版社、アーティストの事務所、配信を手がける会社などもあります。ここでは代表的な「レコード会社」と「ライブの会社」を見ていきます。レコード会社は音源の制作、宣伝、販売、アーティストの育成が中心です。ソニー・ミュージックエンタテインメント、エイベックス、ユニバーサル ミュージック、ワーナーミュージック・ジャパンなどが代表例でしょう。

一方、キョードー東京やディスクガレージはコンサートの企画や運営を手がけ、ぴあはチケット販売を中心にイベントの企画やホールの運営も行っています(各社の会社概要、2026年)。

私はコンサートの現場側から、レコード会社の担当者と打ち合わせをしたりしていました。レコード会社は作品の売り方、ライブの会社は当日の公演を成り立たせることに頭を使っている、というのが実感です。レコード会社を詳しく知りたい人はソニーミュージックの新卒採用の記事もどうぞ。

ゲーム:開発職とビジネス職で入口が違う

ゲームの会社には、任天堂、バンダイナムコエンターテインメント、スクウェア・エニックス、カプコン、セガ、コナミデジタルエンタテインメントなどがあります。

ゲーム会社の新卒採用は、プログラマーやデザイナーなどの開発職と、営業・企画・管理などのビジネス職に分かれることが多いようです。たとえば任天堂の新卒採用では、理工系、デザイン系、サウンド系、制作企画系、管理・営業系という区分が並んでいました(任天堂 新卒採用ページ、2026年10月18日時点で確認)。いま公式に載っているのは2028年度入社向けの情報なので、自分の卒業年度の要項を確かめてください。

開発職は作品の提出を求められる場合もあります。難易度の考え方はカプコンの就職難易度の記事で整理しています。

アニメ:制作会社と「権利を動かす会社」

東映アニメーション、トムス・エンタテインメント、動画工房、キネマシトラスなどは、作品の制作を担う会社として名前が挙がります。

バンダイナムコフィルムワークスは、2022年4月に、サンライズがバンダイナムコアーツの映像事業などと統合して生まれた会社です(サンライズ公式サイト「サンライズブランドとは」)。「サンライズ」は社名ではなく、作品のブランドとして残っています(サンライズ公式サイト「サンライズブランドとは」)。

新卒の入口としてよく見かけるのは、アニメーターなどの作画職と、スケジュールや素材の受け渡しを管理する制作進行です。会社によっては、撮影や美術、色彩、プロデュースなどの職種を募集していることもあります。KADOKAWAグループでは、2027年度入社向けにグループのアニメ制作スタジオの合同採用を行っています。2026年1月の発表では6社が参加し、その後に新設の会社も加わっています(KADOKAWA ニュースリリース 2026年1月30日、同グループの採用サイト)。応募は各社ごとで、参加スタジオのうち5社は2026年11月設立予定の新会社「Studio One Base」に統合されると案内されているので、入社先の社名も公式で確かめてください。

テレビ:持株会社と放送局は別の会社

テレビ局は、日本テレビ放送網、TBSテレビ、フジテレビジョン、テレビ朝日、テレビ東京などです。NHKは公共放送として、民放とは成り立ちが違います。

ここで気をつけたいのが、持株会社の存在です。TBSは2009年に持株会社の体制に移り、放送の事業はTBSテレビが引き継ぎました。フジテレビも、フジ・メディア・ホールディングスの下にフジテレビジョンが入る形です(総務省 認定放送持株会社の資料)。日本テレビも2012年から、日本テレビホールディングスの下に日本テレビ放送網が入っています(日本テレビホールディングス 会社概要)。

ニュースで目にする社名と、新卒で応募する社名が違う場合があります。テレビ局の採用の流れはテレビ局の新卒採用の記事で詳しく扱っています。

出版:漫画と映像化の窓口にもなる

出版社では、集英社、講談社、小学館、KADOKAWAがよく名前の挙がる会社です。KADOKAWAは出版に加えて、映像やゲーム、アニメにも事業を広げているグループとして知られています。

出版社の仕事は、雑誌や書籍、漫画の編集だけではありません。漫画や小説がアニメや映画になるとき、原作の権利を預かる窓口として関わる場面もあります。

「作品が生まれる最初の場所に近い仕事がしたい」人には、見ておきたい選択肢です。編集職のほか、営業や権利(ライツ)の部署があるかも要項で確かめてみてください。

テーマパーク・芸能事務所:場と人を支える会社

テーマパークでは、東京ディズニーリゾートを経営するオリエンタルランドが代表例です。ユニバーサル・スタジオ・ジャパンは合同会社ユー・エス・ジェイ、サンリオピューロランドなどはサンリオエンターテイメントが運営しています。作品よりも、来場者の体験そのものを作る仕事です。オリエンタルランドについてはオリエンタルランドの新卒採用の記事をどうぞ。

芸能事務所は、ホリプロ、アミューズ、スターダストプロモーション、太田プロダクションなどが知られています。仕事の中心はタレントのマネジメントです。スケジュールの調整や現場への同行など、段取りの多い仕事です。

一覧を見るときに気をつけたい3つのずれ

企業一覧をそのまま志望先リストにすると、あとで「思っていた会社と違った」となりがちです。ずれやすい点を3つ挙げます。

グループ会社:採用する会社は親会社と限らない

エンタメの大手は、グループの中で事業ごとに会社を分けていることが多いです。テレビの持株会社と放送局の関係が、その代表例でした。

ゲームや音楽、アニメでも、グループの名前は同じでも、採用している会社は別ということがあります。グループの中で、新卒採用をまとめて行う会社もあれば、会社ごとに別々に行うところもあります。たとえばエイベックスは、2027年4月入社向けの新卒採用でグループ一括採用を行い、職種・配属は本人の希望と適性で決めると案内しています(エイベックス 新卒採用サイト、2026年10月18日時点で確認)。

一覧で気になる会社を見つけたら、「この会社が新卒を採っているのか」「グループのどの会社として採っているのか」を公式の採用ページで確かめておきましょう。

社名変更:ブランド名と会社名は違う

アニメのサンライズのように、ブランド名と会社名がずれている例があります。作品のクレジットで見た名前で検索しても、採用ページが出てこないことがあるのはこのためです。

会社の統合や社名変更はときどき起こり、一覧系の記事の情報が古いままのこともあるので、社名は公式の会社概要で最新のものを確かめてください。

作品のクレジットで見つけた名前が出てこないときは、「ブランド名 運営会社」のように検索してみると、今の会社名にたどり着きやすくなります。

職種:同じ会社でも入口はひとつではない

エンタメ企業の新卒採用は、「総合職」でまとめて採る会社と、職種ごとに分けて採る会社があります。

たとえばゲーム会社なら開発職とビジネス職、アニメ会社なら作画職と制作進行で、選考の中身がまるで違います。会社の名前だけで志望先を決めると、受けたい職種がその年は募集されていなかった、ということも起こりえます。総合職の場合も、入社後の配属先の例を説明会で聞いておくと安心です。職種の分け方は、エンタメ業界の就活の進め方でも整理しています。

企業一覧から志望先を絞る3ステップ

では、一覧をどう使えばいいのでしょうか。私がおすすめしたいのは、次の3ステップです。

ステップ1:好きな作品のクレジットから会社をたどる

最初は、好きな作品を3本選ぶところから始めます。映画ならエンドロール、ゲームならスタッフクレジット、音楽ならCDや配信の表記、アニメなら制作会社と製作の名前を確かめてみてください。

すると、「作った会社」と「お金を出した会社」「届けた会社」が別々に並んでいることに気づくはずです。ただ、クレジットは会社を知る入口で、出資の割合や契約の中身、そこで働く人の雇用の形までは分かりません。この時点で、自分が関わりたいのは「作る」「届ける」「場をつくる」のどこなのかが見えてきます。社名の一覧をただ眺めるより、ずっと自分ごととして考えやすいはずです。

ステップ2:会社の「お金の入り口」を調べる

次に、気になった会社がどこで収入を得ているかを調べます。上場している会社なら、決算資料やIRのページに事業ごとの説明が載っています。

たとえば映画会社でも、映画以外の事業が大きな柱になっている場合があります。お金の入り口が分かると、その会社がどの事業に力を入れているかが見えてきます。配属先は会社が決めるので、説明会で配属の例も聞いておきましょう。面接で「なぜこの会社か」を話すときの材料にもなるでしょう。上場していない会社なら、会社概要の事業内容と、採用ページの社員紹介を読み比べてみてください。

ステップ3:新卒の採用職種と対象を公式で確かめる

最後に、公式の採用ページで、新卒の採用職種、対象の卒業年度、学校種を確かめます。マイナビやリクナビなどの就活サイトの掲載も参考になりますが、受付を止めていることもあるので、最新の状況は公式で見てください。

候補を2〜3社まで絞ったら、「分野・役割・お金の入り口・採用職種」の4項目をメモに並べてみましょう。空欄になった項目が、次に調べることです。エンタメ業界に向いているかどうかが気になる人は、エンタメ業界に向いている人の特徴も読んでみてください。

まとめ:一覧は「地図」として使う

エンタメ業界の企業一覧は、志望先を決めるための答えではなく、業界を見渡すための地図です。分野と役割で整理し、グループ会社や社名のずれに気をつけながら、公式の情報で確かめていきましょう。

業界全体の流れを知りたい人は、エンタメ業界のキャリアガイドもあわせて読んでみてください。最初の一歩は、好きな作品のクレジットを1本確かめることです。

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エンタメ・イベント業界15年超の会社員×副業ライター。Webデザイナーの妻がいます。夫婦でセールスライティング×デザインを駆使してLP制作やプロモーション全般を裏方としてサポートしてます。 SEO記事300本以上|立ち上げた企業ブログが6ヶ月で2万PV超え、問い合わせ増加|某出版社様メルマガ執筆実績等|

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