「副業でライティングを始めてみたい」「文章を書いて収入を得たい」——そう考えながらも、具体的に何から手をつければいいのか分からずにいませんか。
ネットで調べてみても情報が多すぎて、かえって混乱してしまう。そんな状態が続くと、結局何も始められないまま時間だけが過ぎてしまいます。
私もまさにそうでした。イベント業界で10年以上働いていた頃、「このまま体力勝負の仕事を続けていけるのか」と不安を感じ、副業を探し始めました。ライティングを選んだのは、パソコン1台あれば始められて、夜中でも早朝でも作業できるから。結果的にこの選択が、キャリアを大きく変えるきっかけになりました。
この記事では、ライティング副業を始めるために必要な準備から、最初の案件を獲得するまでの流れを、ステップバイステップで解説します。読み終わるころには、今日から行動を起こせる状態になっているはずです。
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ライティング副業とは?仕事内容と収入の目安
ライティング副業とは、本業の傍らで文章を書いて報酬を得る働き方です。Webサイトの記事、ブログ、商品説明文、メルマガなど、さまざまな種類の文章を執筆します。
私がライティング副業を始めたのは、本業の収入だけでは将来が不安だったからです。残業が多く、副業に使える時間は限られていましたが、文章を書く仕事なら夜中や早朝でも取り組めると思い、挑戦を決めました。
ライティング副業の種類と単価相場
ライティングの仕事は、大きく分けて4つの種類があります。
| 種類 | 内容 | 単価の目安 | 難易度 |
| SEOライティング | 検索上位を狙う記事執筆 | 文字単価0.5〜3円 | ★☆☆(初心者向け) |
| コピーライティング | 広告・セールスページの文章 | 1案件5,000円〜数万円 | ★★★(経験者向け) |
| 取材ライティング | インタビュー記事の作成 | 1記事1万〜5万円 | ★★☆(中級者向け) |
| シナリオライティング | YouTube台本・漫画原作等 | 1本3,000円〜3万円 | ★★☆(中級者向け) |
SEOライティングは最も案件数が多く、初心者が始めやすい分野です。検索エンジンで上位表示を狙う記事を執筆し、文字単価0.5円〜3円程度で報酬を受け取ります。
コピーライティングは、広告やセールスページの文章を書く仕事です。購買意欲を高める技術が必要なため、経験者向けですが、身につければ高単価を狙えます。
取材ライティングは、インタビューを行い記事にまとめる仕事です。コミュニケーション能力と構成力が求められますが、1記事あたりの報酬が高い傾向にあります。
シナリオライティングは、YouTube動画の台本や漫画の原作などを執筆します。エンタメが好きな人に向いている分野です。
初心者はまずSEOライティングから始めるのがおすすめです。案件数が圧倒的に多く、マニュアルが用意されている案件も多いため、書き方を学びながら報酬を得られます。
副業ライターの月収はどれくらい?
副業ライターの月収は、作業時間とスキルによって大きく変わります。
| 稼働時間 | 文字単価 | 月の納品数 | 月収の目安 |
| 週5〜10時間 | 0.5〜1円 | 8〜10本 | 月1万〜3万円 |
| 週10〜15時間 | 1〜2円 | 10〜15本 | 月3万〜8万円 |
| 週15〜20時間 | 2〜3円 | 10〜15本 | 月8万〜15万円 |
週5〜10時間の稼働で月1万円〜3万円が初心者の目安です。文字単価0.8円、3,000文字の記事を月10本納品すれば、2.4万円になります。経験を積んで文字単価が上がれば、同じ作業量でも月5万円以上を狙えます。
私の場合、最初の3ヶ月は週8時間程度の稼働で月1.5万円程度でした。6ヶ月目には継続案件が増え、週10時間で月4万円を安定して稼げるようになりました。時給換算すると1,000円。本業の合間でこの金額を得られるのは、ライティングならではの魅力です。
ライティング副業に必要な準備と環境
ライティング副業を始めるにあたり、まず環境を整えましょう。高額な初期投資は不要で、すでに持っている機材で十分始められます。
必須の道具とツール
パソコンは必須です。スマートフォンだけでも書けないことはありませんが、作業効率が大きく落ちます。デスクトップでもノートパソコンでも、文字入力がストレスなく行えれば問題ありません。中古の3〜5万円程度のもので十分です。
インターネット環境も欠かせません。リサーチや納品、クライアントとのやり取りすべてにネットを使います。自宅に安定したWi-Fi環境があれば理想的です。
文書作成ツールとしては、Googleドキュメントがおすすめです。無料で使え、どのパソコンからでもアクセスでき、クライアントへの共有も簡単です。Microsoft Wordを指定されるケースもあるため、使い方は覚えておきましょう。
あると便利なツール
- Googleドキュメント(納品・共有用)
- Chatwork / Slack(クライアントとの連絡用)
- ラッコキーワード(キーワード調査用・無料)
- 文賢 / 文章校正ツール(誤字脱字チェック用)
副業時間の確保と作業ルーティン
本業がある中でライティングの時間を確保するには、事前にスケジュールを決めておくことが有効です。
「毎日30分」よりも「週末にまとめて3時間」のほうが集中しやすい人もいます。自分のライフスタイルに合った方法を見つけてください。
最初の1ヶ月は「週に1記事を完成させる」を目標にすると無理なく続けられます。慣れてきたら本数を増やしていきましょう。
私は朝5時に起きて、出勤前の1時間をライティングに充てていました。夜だと疲れて集中できなかったので、朝型に切り替えたところ、執筆スピードが明らかに上がりました。「いつ書くか」を決めるだけで、続けやすさが格段に変わります。
ライティング副業の始め方【5ステップ】
ここからは、具体的に副業を始めるまでの手順を5つのステップで解説します。
ステップ1:クラウドソーシングサイトに登録する
まずは案件を探せる場所に登録します。初心者におすすめなのは以下の3つです。
| サービス名 | 特徴 | おすすめ度 |
| クラウドワークス | 案件数が最も多く、幅広いジャンル | ★★★ |
| ランサーズ | 質の高い案件が多い、認定制度あり | ★★★ |
| ココナラ | 自分でスキルを出品する形式 | ★★☆ |
登録は無料で、本人確認を済ませれば即日で利用を開始できます。クラウドワークスとランサーズは両方登録しておくのがベストです。サイトごとに掲載案件が異なるため、選択肢が倍に広がります。
ステップ2:プロフィールを丁寧に書く
プロフィールはクライアントがあなたを判断する唯一の材料です。以下の要素を必ず含めましょう。
プロフィールに含める4つの要素
- これまでの職歴や経験(ライター以外でもOK)
- 得意なジャンルやテーマ
- 週に対応できる時間の目安
- ライティングへの意気込み
「初心者ですが頑張ります」だけでは弱いです。「営業職5年の経験があり、ビジネス系の記事が得意です」のように、具体性を持たせてください。本業での経験は、そのままライティングの強みになります。
ステップ3:初心者向け案件を探す
最初は「初心者歓迎」「未経験OK」「マニュアルあり」と記載された案件を選びましょう。文字単価は0.5円〜1円程度が現実的です。
低単価に見えますが、最初はスキルを磨く投資期間だと割り切ってください。フィードバック付きの案件であれば、報酬をもらいながらライティングの基礎が身につきます。
ステップ4:提案文を送る
案件に応募する際の提案文は、採用を左右する要素です。テンプレートをそのまま使うのではなく、案件ごとにカスタマイズしましょう。
「なぜこの案件に興味を持ったか」「自分がどう貢献できるか」を具体的に書くと、クライアントの目に留まりやすくなります。
私は最初の10件の案件では、提案文を1件ずつ丁寧に書きました。5件目で初めて採用をもらえたときは本当に嬉しかったです。打率は2割でも、1件取れれば十分。焦らず続けることで、必ず結果はついてきます。
ステップ5:記事を執筆して納品する
案件を獲得したら、指示をよく読み、納期に余裕を持って執筆します。不明点があれば早めにクライアントに確認してください。
完成したらセルフチェックを行い、誤字脱字がないことを確認してから納品します。納品前のチェックは「一晩寝かせてから読み直す」のが効果的です。書いた直後は自分の文章に慣れてしまい、ミスを見逃しやすくなります。
ライティング副業で稼ぐためのコツ
案件をこなせるようになったら、次は効率よく稼ぐための工夫を取り入れましょう。
継続案件を獲得する3つのポイント
単発案件を繰り返すより、継続案件を獲得するほうが収入は安定します。継続案件とは、同じクライアントから定期的に記事執筆の依頼を受けることです。
継続案件を得るためのポイントは3つあります。
① 納期を守る:当たり前のことですが、これができないライターは少なくありません。期限の1〜2日前に納品する習慣をつけましょう。「早い」というだけで、クライアントの印象は格段に良くなります。
② 修正対応を迅速に行う:修正依頼が来たら、24時間以内に対応します。素早い対応はクライアントからの信頼につながります。
③ コミュニケーションを丁寧に:返信は早く、言葉遣いは丁寧に。ビジネスパートナーとしての姿勢を見せることで、長期的な関係を築けます。
この3つは「ライティングスキル」ではなく「社会人としての基本」です。逆に言えば、文章力が飛び抜けていなくても、この3つを徹底するだけで継続案件を獲得できます。スキルは後からついてきます。
単価アップを実現するスキルアップ法
文字単価を上げるには、ライターとしての価値を高める必要があります。
SEOを学ぶ:検索エンジンで上位表示される記事を書けるライターは、クライアントから重宝されます。キーワード選定、見出し構成、内部リンクの基礎を身につけましょう。SEOが分かるライターとそうでないライターでは、文字単価が2倍以上違うことも珍しくありません。
専門分野を作る:「何でも書けます」より「金融系が得意です」「転職ジャンルに特化しています」のほうが差別化になります。自分の経験や興味をもとに、専門ジャンルを決めて実績を積みましょう。
ポートフォリオを整備する:過去の執筆実績をまとめたポートフォリオがあると、高単価案件の獲得率が上がります。無料ブログやNotionでまとめておくと便利です。
私は転職ジャンルに特化することで、文字単価1円から2.5円に上げることができました。専門性があると「この人に頼みたい」と指名されるようになり、案件獲得の労力も減ります。「何でも屋」を卒業するのが、単価アップの最短ルートです。
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ライティング副業を始める際の注意点
副業を始める前に、知っておくべきことがいくつかあります。トラブルを避けるために確認しておきましょう。
会社の副業規定を確認する
本業の会社が副業を禁止していないか、就業規則を確認してください。近年は副業を認める企業が増えていますが、許可制や届出制の場合もあります。
会社にバレたくない場合は、住民税を「普通徴収」にすることで会社経由での納税を避けられます。ただし、すべての自治体が普通徴収に対応しているわけではない点に注意が必要です。
公務員など、法律で副業が制限されている職種もあります。不安な場合は専門家に相談してください。「バレなければ大丈夫」という考えはリスクが高いため、おすすめしません。
確定申告の基礎知識
副業収入が年間20万円を超えると、確定申告が必要になります。収入と経費(パソコン代、書籍代、通信費など)を記録しておきましょう。
クラウドソーシングの報酬明細や、経費に該当するレシートは保管してください。会計ソフト(freee、マネーフォワードなど)を使うと管理が楽になります。
経費にできるもの(例)
- パソコン・周辺機器
- インターネット通信費(按分)
- 参考書籍・資料代
- 有料ツールの利用料
- 取材のための交通費
経費を正しく計上すれば、課税額を減らせます。レシートや領収書は月ごとにまとめて保管しておくと、確定申告がスムーズです。年間20万円を超えそうだと感じたら、早めに会計ソフトを導入しましょう。
まとめ:今日からライティング副業を始めよう
ライティング副業は、特別なスキルや高額な初期投資がなくても始められる副業です。
この記事のポイント
- パソコンとネット環境があれば今日からスタートできる
- クラウドソーシングに登録し、初心者向け案件から挑戦する
- 納期厳守と丁寧な対応で継続案件を獲得する
- 専門分野を作ることで単価アップが狙える
最初の一歩は小さくて構いません。まずはクラウドソーシングに登録して、1件だけ案件に応募してみてください。
ただし、「始めやすい」と「稼げる」は別の話です。闇雲に案件をこなしても、低単価から抜け出せないまま疲弊してしまいます。SEOの基礎、提案文の書き方、単価交渉のコツ——こうしたスキルを体系的に学ぶことで、最短ルートで収入を伸ばせます。
「副業で稼ぎたい」と思っている人は大勢いますが、実際にクラウドソーシングに登録する人はそのうち2割程度と言われています。登録すらしなければ、1円も稼げません。今日5分だけ使って登録を済ませてしまいましょう。
「独学では何から学べばいいか分からない」という方は、オンラインのライティング講座を活用するのも一つの手です。独学で半年かかることが、プロの指導を受ければ1〜2ヶ月で身につきます。あの頃の私も、最初に講座で基礎を学んでいたら、もっと早く単価を上げられたはずです。
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