「せっかく時間をかけて書いたのに、またお祈り…」
「志望動機やガクチカって、どう書けばいいの?」
就職活動中、多くの学生がぶつかる最初の壁。それがエントリーシート(ES)です。
そんな就活生の間で今、話題になっているのがAIが通過しやすいESを自動で作ってくれる、エントリーシート(ES)の文章化をAIが肩代わりしてくれるツール「SmartES」です。
ただ、この記事にたどり着いた人の多くは「SmartES 怪しい」「SmartES 退会」あたりで検索してきたはず。使う前に、運営は誰なのか、やめたくなったらどうするのか。そこを先に潰しておきたい気持ちはよくわかります。
そこでこの記事では、第三者ブログの又聞きを並べるのではなく、公式サイト・特定商取引法に基づく表記・運営会社のプレスリリースで確認できたことだけを整理します(2026年9月19日確認)。
先に結論から。SmartESをいま運営しているのは株式会社SHiROで、公式サイトは smartes.kokoshiro.jp です。有料のProプランは月額550円(税込)、その解約手順は公式の特定商取引法に基づく表記に書かれています。ただしアカウントそのものを消す手順は、ログイン前に読める範囲には見当たりませんでした。
私は業界の中で、採用する側の席に座ったことがあります。応募書類を読む側に回ると、文章のうまさより「この人が何をして、何を考えたのか」が残るかどうかで印象が決まりました。ES生成AIの話でも、そこだけは外さないでおきたい。
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【SmartESの評判は本当?】公式情報で確認できたこと・できなかったこと
SmartESの評判を検索すると「ES通過率が上がった」という書き込みが並びます。ただ、その数字の出どころをたどれる公表資料は見つかりませんでした。
通過率がどれだけ上がったのか、何人がそう感じたのか。根拠は公開されていない。だからこの記事では、SmartESについて運営会社が自分で発表している内容と、公式サイトに載っている表記だけを扱います。
公表されているのはここまでです。「他の人と被らない」「面接で一貫性が出る」といった評価は、出典のある形では見つかりませんでした。ES生成AIの出来は、自分が入力したエピソードの中身に引っ張られます。
だからSmartESを試すかどうかは、次に見る料金と、やめたいときの手順を知ってから決めても遅くありません。
【SmartESの料金と無料で使える範囲】公式に出ている金額はひとつだけ

SmartESの公式サイトには、LINE・Googleアカウント・新規会員登録の導線が並んでいます。登録画面そのものに料金の表示はありません。
金額としてはっきり公開されているのは、特定商取引法に基づく表記に載っているProプラン 月額550円(税込)のひとつだけ。支払いはクレジットカード決済で、初回は利用契約が成立した時点で即時決済、2回目以降は次回更新日に自動決済されます。
押さえておきたいのは、無料で何回まで生成できるのかが、いまの公式サイトではログイン前に確認できない点です。提供開始時(2023年11月・当時の運営はASMA株式会社)のリリースには「初回登録時は5回まで無料、その後は1日3回まで無料」とありましたが、運営が変わった現在も同条件かは公表されていません。
月額550円なら、就活中の学生でも判断しやすい金額です。ただし契約は期間の定めがない自動更新で、初回決済日を基準に毎月更新されます。
解約と返金のルールも同じ表記にあります。利用契約の成立後、自己都合によるキャンセル・返金は受け付けず、途中解約の日割り返金も行わないとのこと。
つまり、月額550円を払う前に、無料で使える範囲でどこまで書けるかを確かめる。手順としてはこれが無難です。
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SmartESは怪しい?運営会社と、公式に確認できること

SmartESの運営会社は、途中で変わっています。「怪しい」と言われやすい一番の理由は、たぶんここです。
公表されている記録をたどると、こうなります。
- 2023年11月:Stellagent株式会社(のちのASMA株式会社)が「SmartES」の提供開始を発表
- 2024年4月30日:ASMA株式会社が株式会社ANCaへSmartES事業を譲渡(2024年5月1日発表)
- 2025年4月29日:株式会社SHiROが「SmartESの登録数30,000件達成」を発表し、公式サイトとして smartes.kokoshiro.jp を案内
株式会社ANCaから株式会社SHiROへ移った経緯そのものは、私が探した範囲では公表資料が見つかりませんでした。ただ、現在の公式サイトに載っている特定商取引法に基づく表記は、次のとおりです(2026年9月19日確認)。
| 販売事業者名 | 株式会社SHiRO |
| 運営統括責任者 | 瀬川 祐輝 |
| 所在地 | 〒150-0002 東京都渋谷区渋谷3丁目18番7号 渋谷東一号館ビル6階 |
| 電話番号 | 03-6821-2072(平日10:00〜18:00/土日祝を除く) |
| メールアドレス | info@kokoshiro.jp |
| 販売価格 | Proプラン 550円(税込) |
社名・責任者・住所・電話番号が揃って公開されている以上、連絡先が不明なまま課金だけ続くサービスではありません。「怪しい」の正体は、運営会社が変わったのに古い紹介記事が株式会社ANCaのまま残っていることにあります。この記事も、以前はその状態でした。
ちなみに株式会社ANCaは新卒領域の人材紹介などを手がける会社で、法人番号は5130001063961、本店は東京都渋谷区桜丘町17-6 渋谷協栄ビル6F(gBizINFO・2026年9月19日確認)。SmartESの退会やデータの扱いについての問い合わせ先は、現在の運営会社である株式会社SHiROになります。
公式サイト(smartes.kokoshiro.jp)のフッターにも、運営会社として株式会社SHiROの表記が出ています。
一方で、入力内容や生成結果の扱いを定めた利用規約・プライバシーポリシーは、ログインしないと開けないページの内側にありました。
気になるなら、登録前に問い合わせ窓口(info@kokoshiro.jp)へ質問しておくと落ち着いて判断できます。
もうひとつ。ESに書くエピソードは、自分や周りの人の個人的な話になりがちです。実名・所属・固有名詞をそのまま入力せず、少しぼかした状態で生成させるくらいでちょうどいい。
【公式機能】SmartESのES作成・自己分析で実際にできること
SmartESでできるのは、大きく「ES生成」と「ガクチカ生成」の2つです。設問と自分の経験を入力すると、AIが文章に組み立て直してくれます。
公式サイトとプレスリリースで説明されている流れは、以下のとおり。




最初に自己分析用の質問に答え、AIが性格や価値観を分析。
その結果をもとにESの文案が自動生成される流れになっています。
入力は箇条書きで構いません。文字数を指定できるので、「400字以内」のような設問にも合わせられます。
ここで私から一つ。生成された文章をそのまま出すと、面接でほぼ詰まります。読む側は「そのエピソード、どこが一番しんどかったんですか」と聞くだけなので、書いた本人の記憶が薄い文章はすぐ分かる。AIに任せていいのは構成と日本語までです。
動作環境は、PC・スマートフォンの主要ブラウザ(Chrome・Safari・Edge など)と、10Mbps以上を推奨するインターネット接続環境だと公式に書かれています。
アプリのインストールは案内されていません。ブラウザだけで完結するタイプです。
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【退会・アカウント削除】SmartESの解約手順は公式に記載あり、退会手順は記載なし

SmartESは、有料プランの「解約」と、アカウントの「退会」で、公式から読み取れる情報の量がまったく違います。先に整理しておきます。
有料(Proプラン)の解約手順
- SmartESにログインして設定画面を開く
- 「サブスクリプションを管理」ボタンを押す
- Stripeのカスタマーポータルが開くので、そこで解約手続きをする
締切は次回更新日の前日まで。過ぎると次の1か月ぶんが自動で決済されます。日割り返金は行われませんが、解約後も次回更新日までは使えると明記されています。
アカウントそのものを消したい場合
退会(アカウント削除)の手順は、ログイン前に読める公式ページには見当たりませんでした(2026年9月19日確認)。利用規約やよくある質問も、ログインの内側にあります。いま確実なのは、運営会社の窓口へ直接申し出る方法です。
- メール:info@kokoshiro.jp
- 電話:03-6821-2072(平日10:00〜18:00/土日祝を除く)
- 運営会社サイトの問い合わせ窓口(kokoshiro.co.jp)
連絡するときは、登録に使ったログイン方法、退会したい旨、登録データの削除を希望するかどうか。この3点を書いておくと話が早いです。
「解約すれば登録データもすぐ消える」と書く記事もありますが、根拠になる公式の記載は見つかりませんでした。課金の停止とデータの削除は、別の話として扱うほうが安全です。
無料の範囲だけ使って離れることもできます。ただし無料枠の回数が公開されていないので、「試すだけなら何回まで」と決め打ちはできません。
電話番号と受付時間まで公開されているのは、やめたくなったときに連絡できる先があるという意味で、評価していい部分です。
SmartESが向いている人・向いていない人

ここまで確認できた事実をもとに、私なりの線引きを書いておきます。
向いている人
- エピソードはあるのに、400字にまとめるところで毎回止まる
- 提出先が多く、同じ内容を設問ごとに書き直す作業に時間を取られている
- 自分の文章が固いのか軽いのか、判断してくれる相手がいない
向いていない人
- 書く材料がまだない。AIに渡すものがないので、先に経験の棚卸しをするほうが早い
- 生成された文章をほぼそのまま出すつもりでいる。面接で自分の言葉に戻せないと、通ったあとで苦しくなる
- 入力内容の扱いを規約の条文まで読んでから決めたい。登録前には読めないため、問い合わせが先になる
ESで差がつくのは表現力ではなく、持ってくる材料のほうです。AIは材料を磨く道具で、材料そのものは作れません。
SmartES(スマートES)のよくある質問

運営会社は株式会社ANCaではないのですか
2024年4月30日にASMA株式会社から株式会社ANCaへ事業譲渡されたと発表されています。その後2025年4月29日には株式会社SHiROが「登録数30,000件達成」を発表し、公式サイトとして smartes.kokoshiro.jp を案内しました。現在の特定商取引法に基づく表記に載っている販売事業者名は、株式会社SHiROです。
無料で使えますか
ログイン画面に料金の表示はなく、公式に金額が出ているのはProプラン月額550円(税込)だけです。無料で何回まで生成できるかは、ログイン前に確認できる範囲には記載がありません。
退会したいのですが、どこからできますか
有料プランの解約は、設定画面の「サブスクリプションを管理」からStripeのカスタマーポータルで手続きすると公式に記載があります。アカウント削除の手順は公開されていないため、info@kokoshiro.jp または 03-6821-2072(平日10:00〜18:00)へ申し出てください。
解約したら返金されますか
返金は行われません。利用契約が成立したあとの自己都合によるキャンセル・返金も、途中解約の日割り返金も受け付けないと明記されています。解約後、次回更新日までは利用できます。
ESにAIを使うと選考で不利になりませんか
AI利用の可否は企業ごとに方針が分かれ、応募要項で触れている企業もあります。まず自分の受ける企業の案内を確認してください。読む側の実感としては、生成物をそのまま出したESより、自分の経験が具体的に書かれているESのほうが記憶に残る。
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まとめ・SmartESは「書けない就活生」にこそおすすめのツール
SmartESは、書く材料はあるのに形にできない就活生にとって、時間を削ってくれる道具です。
一方で、無料枠の回数と退会(アカウント削除)の手順は、公式から読める形になっていません。気になるなら登録前に問い合わせておくのが早い。
有料プランの解約は公式に手順が書かれていて、締切と返金の扱いもはっきりしています。課金のルールが曖昧なサービスではありません。
最後にもう一度だけ。AIが整えてくれるのは文章で、面接で問われるのは中身です。生成された文章を、自分の言葉で言い直せるところまで持っていく。そこまでやって、はじめて武器になります。
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