「せっかく10万円かけて作ったLPなのに、問い合わせが来ない…」
「広告費ばかりが出ていって、毎日胃が痛い…」
毎朝、管理画面の「CV数:0」を見て、ため息をついていませんか?
その気持ち、痛いほどわかります。私のクライアントの多くも、最初はまったく同じ状態で相談に来られました。
そして、ほとんどの方がこう言うんです。
「やっぱり、デザインが悪いんでしょうか? もっとおしゃれにするべきですか?」
結論から言うと、その考えこそがあなたのLPが売れない最大の原因です。
LPが売れない原因の9割は、「デザイン」ではなく「中身(文章・構成)」にあります。
今のままボタンの色や画像の配置をいじっても、結果は変わりません。
必要なのは、小手先の修正ではなく、顧客の心を動かす「感情設計」です。
この記事では、多くの経営者が陥る「美術館LPの罠」と、そこから脱出して「24時間売れ続けるLP」を作るための具体的な手順をすべてお伝えします。
読み終える頃には、あなたのLPを「負債」から「資産」へ変えるための道筋が見えているはずです。
なぜ、あなたの「綺麗なLP」は売れないのか?
クラウドソーシングで「LP制作」を依頼すると、確かに見栄えのいいサイトが出来上がります。
ただ、そこに落とし穴があるんです。
「美術館(Art)」と「店舗(Shop)」の決定的な違い
綺麗なだけのLPは、美術館と同じで商品が売れません。
なぜか。美術館には「買ってください」という導線がないからです。
どれだけ美しい作品が並んでいても、レジもなければ店員もいない。
来場者は「きれいだったね」と満足して、手ぶらで帰っていきます。
LPの2つのタイプ
- 美術館タイプ:デザインが美しく、見ているだけで満足するが、何も買わずに帰る場所。
- 店舗タイプ:多少雑然としていても、POPや店員の声かけで「つい買ってしまう」場所。
繁盛している店舗には、商品の魅力を伝えるPOPがあり、「今日だけ特価です」と声をかける店員がいます。
つまり「行動を促す仕掛け」があるわけです。
LPも同じで、ゴールは"感動させること"ではなく"行動させること"。見た目の美しさだけでは、財布のひもは緩みません。
私も以前、デザインに30万円以上かけたLPで、CVがたった2件という経験をしました。見た目は本当にかっこよかったんですが、「で、何をすればいいの?」が伝わっていなかったんです。
顧客は「デザイン」ではなく「自分へのメリット」しか見ていない
お客様が画面上で探しているのは、たった一つ。
「これを使えば、私の悩みは解決するのか?」という答えだけです。
なぜなら、広告経由でLPにたどり着く人は「今まさに悩んでいる人」だからです。
歯が痛くて歯医者を探している人が、内装のおしゃれさで歯医者を選ぶでしょうか。
「この痛みをすぐ治してくれるか」「費用はいくらか」を真っ先に確認するはずです。
LPでも構造は同じです。会社のブランディングやデザインの美しさは、お客様の意思決定にほとんど影響しません。
お客様の目線と、作り手の目線がズレている限り、CVは遠のく一方でしょう。
デザインにお金をかけるほど「企業のエゴ」が前面に出て、顧客目線から離れていくケースは少なくありません。
LPが売れない「3つの本当の原因」
では、具体的に「中身」の何がまずいのか。売れないLPには、共通する3つの特徴があります。
①ファーストビューで「ベネフィット」を叫んでいない
ファーストビュー(サイトを開いた瞬間の画面)で、お客様に「あ、これ自分のことだ」と思ってもらえなければ、その先は読まれません。
ある調査では、ユーザーがページの継続閲覧を判断する時間はわずか3秒とされています。
この3秒で「自分に関係ない」と判断されたら、どれだけ本文が優れていても届かないわけです。
たとえば
「未来を創る、イノベーション」
「あなたに寄り添うパートナー」
といったコピー。
おしゃれに聞こえますが、何屋さんなのかまったくわかりません。
ここに必要なのは、「この商品を使えば、あなたはこうなれる」という具体的な未来の約束です。
「痩せたい人が3ヶ月で−5kgを目指せる」のように、ターゲットとベネフィットをセットで提示しましょう。
②「自分ごと」と思わせる共感パートが抜けている
いきなり商品説明から始まるLPは、読者との信頼関係がゼロの状態でセールスしているようなものです。
人は「この人は自分の悩みをわかってくれている」と感じて初めて、相手の話を聞く気になります。
営業の世界でも、いきなりカタログを広げる営業マンより、「最近、こういうお悩みをお持ちの方が多いんですが…」と寄り添う営業マンの方が成約率が高いのと同じ原理です。
「〇〇で悩んでいませんか?」「毎日こんな思いをしていませんか?」と、まずお客様の痛みに寄り添う。
このステップを飛ばすと、どんなに良い商品でも「売り込まれている」としか感じてもらえません。
私もかつて、自社商品の機能ばかりを語って大失敗しました。お客様が欲しいのは「ドリル」ではなく「穴」。この視点に気づくまでに、時間がかかっていました。
③購入への不安(リスク)を払拭できていない
「欲しい。でも、騙されたくない」これがお客様の最後の心理的なハードルです。
行動経済学では「損失回避バイアス」と呼ばれますが、人は得をする喜びより、損をする恐怖の方が約2倍強く感じるとされています。
つまり、「良さそうだな」と思っても、「失敗したらどうしよう」という不安が上回ると、人は動けません。
「返金保証はあるのか」「実績は本物か」「自分でも使いこなせるのか」
こうしたお客様の疑問に対して、LP上で一つずつ回答を用意しておく必要があります。
たとえば「30日間の全額返金保証」「導入企業120社の実績一覧」「初回は専任スタッフがサポート」といった情報を添えるだけで、お客様の不安はぐっと和らぎます。
この安心材料が欠けたLPでは、最後の決済ボタンは押されないでしょう。
あるクライアントのLPに「全額返金保証」の文言を追加しただけで、CVRが1.2倍になったケースもあります。たった一行の安心材料が、お客様の背中を押すんです。
売れるLPに変えるための「感情設計」3ステップ
原因がわかったところで、具体的な改善方法に入りましょう。
デザインソフトを開く前に、以下の3ステップで「文章」を組み立ててください。
Step1. ターゲットの「痛み(Pain)」を徹底的に言語化する
売れるLPの出発点は、ターゲットの「痛み」を正確に言葉にすることです。
なぜ痛みの言語化が最初に来るかというと、「この人は自分のことをわかってくれている」という信頼がなければ、その先のどんな提案も届かないからです。
医者が患者の症状を正確に言い当てた瞬間に信頼が生まれるのと同じ原理が、LPにも当てはまります。
たとえば、表面的な「売上が悪い」ではなく「広告費が赤字続きで、来月の社員の給料が払えるか不安で眠れない」というレベルまで掘り下げてみてください。
その具体性が、読んだ瞬間に「まさに自分のことだ」と感じさせる力になります。
Step2. 「機能(What)」ではなく「未来(How)」を語る
商品の説明で終わるLPは、お客様の心を動かせません。
語るべきは「その商品を使った後に待っている未来」です。
マーケティングの世界で有名な言葉に「ドリルを買いに来た人が欲しいのは、ドリルではなく穴である」というものがあります。
お客様は機能スペックに興味があるのではなく、「それで自分の生活がどう変わるか」を知りたがっています。
「高性能なAIチップ搭載」ではなく「AIが作業を代行するので、毎日1時間の自由時間」が手に入る。
このように、商品スペックを「読者の生活がどう変わるか」に翻訳するのがStep2の役割です。
Step3. 「今すぐ動く理由」を作る(緊急性と限定性)
「いい商品だな」と思っても、人は「明日でいいか」と先延ばしにします。そして、そのまま忘れます。
行動経済学で「現在バイアス」と呼ばれる心理で、人は目の前の面倒を避けて将来の行動に回す傾向があるんです。
だからこそ、「今動く理由」をLP側で用意してあげる必要があります。
「今月末まで初回50%OFF」「残り3名で受付終了」など、期限や数量の制限を提示するのが効果的です。
ただし、嘘の限定はすぐに見破られて信頼を失うので、実際に制限がある場合にだけ使いましょう。
あるクライアントのLPで「先着10名に特典冊子をプレゼント」と追加したところ、CVが1.5倍に跳ね上がりました。「今すぐ動く理由」があるだけで、ここまで数字が変わります。
ひとりで悩むより、「参謀」を入れた方が早い理由
ここまで読んで、「理屈はわかったけど、自分で書くのは難しそうだ」と感じた方もいるかもしれません。
実はそれ、当然の感覚です。
社長は「想い」を語り、プロが「翻訳」する
自社の商品やサービスを客観的に見るのは、どんなに優秀な経営者でも難しいものです。
自分の子どもの短所を冷静に分析できる親がほとんどいないように、自社の商品に対しては「思い入れ」が強すぎて、お客様目線での表現がどうしてもブレてしまいます。
だからこそ、社長が商品への熱い想いを語り、それをプロのセールスライターが「売れる言葉」に翻訳するという分業が効率的なんです。
あなたの時間は、商品開発や経営判断に使うべきもの。
言葉の設計はその道のプロに任せた方が、結果的にスピードもクオリティも上がります。
デザインとライティングの「掛け合わせ」が最強
もちろん、デザインが不要というわけではありません。
ただ、順番が逆になっているLPがあまりに多いんです。
先にデザインを作り込んでから文章を流し込むと、「デザインに合わせた文章」になってしまい、本来伝えるべきメッセージが弱まります。
正しい順番は、まず「誰に・何を・どう伝えるか」をライティングで固め、その文章を最大限引き立たせるデザインをあとから乗せること。
ロジック(文章)が土台にあって、そこにビジュアルが加わったとき、LPは初めて「売れる仕組み」として機能します。
まとめ:LPを「負債」から「資産」に変えよう
正しく設計されたLPは、あなたが寝ている間も文句ひとつ言わずに商品を売り続けてくれる「最強の営業マン」です。
ただし、作り方を間違えると、毎月の広告費を食いつぶすだけの存在になりかねません。
もし今のLPに限界を感じているなら、一度立ち止まって「中身」を見直してみてください。
おしゃれなデザインの皮を剥いだとき、そこにお客様を動かす「言葉」は入っていますか?
動き出すなら、早いに越したことはありません。
競合も日々LPを改善しています。
今日この記事で得た知識を、まずはファーストビューのコピー1行だけでも書き直すことから始めてみてはいかがでしょうか。
LP無料診断のご案内
「自分のLPのどこが悪いのか、具体的に知りたい」
「リライトでどれくらい改善する余地があるか見てほしい」
そんな経営者様のために、現在LPの無料簡易診断を行っています。
プロの視点で、あなたのLPの「勿体ないポイント」と「改善の方向性」をお伝えします。
\まずは無料診断・相談から/
※「診断希望」とメッセージをお送りください。