給料は良いかな
職場はホワイトな所が良いな
企業ブランドは大事だよな
やっぱり大手なら安定してて間違いないよな
会社選びの基準って色々あると思いますが、上のような基準で考える人多いですよね?
私も新卒の就活をしていた頃に上記の多くが当てはまっていました。
そして安易に就活を進めて見事に惨敗しました。
わかりやすくブラックな環境の会社に入社して、3回転職して今に至ります。
自戒を込めて、この記事を読む皆様が同じ道を辿らずに済むように私の経験をシェアします。
大学4年生で具体的な夢も目標もなかった
私が学生時代、就職活動にあまり力を入れていませんでした。
というのも、当時の私はわかりやすい”夢も目標もない”典型的な「ダメ大学生」だったのです。
周りはメガバンクや大手通信会社、鉄道会社やホテル、航空会社などなど、大企業への就職に向けて
血眼になって会社説明会に足を運び、インターンシップに応募し、OBOG訪問…。
私は何となく友人と一緒に合同就職説明会に足を運び、友人に言われるがままにインターンに参加したりしていました。
はい、ここで大きな差が出てしまっています。目標も何もないから行動にもあからさまに出てしまっていますね。
やっている人は大学に入った時点でゴールが明確に決まっていて、そこに向けて活動をしているのです。
そんなダメ大学生だった私は大学の就活セミナーでいわゆる「自己分析」をしっかりやりなさいと、
何をやりたいか?あなたの強みは何?弱みは?とかそんな感じのお話を聞いて、思っていたことをさらさらーっと紙に書いてみました。
親は大手企業でもないし、スーツを着るような職業でもない。親戚もみんな同じ感じで好きなことをやってる。
好きな事って何だろう…。映画?音楽?ライブにフェス?イベント?…これって趣味だよなぁ~
でも銀行員とか、お堅い職業というのもあまり自分のイメージとかけ離れていてなんか違うし…
せっかくなら好きなことを仕事にするのが良さそうだ。
と考えたのです。
でもそれが失敗の始まりでもあり、一方で自分の軸が定まるきっかけでもありました。
ちなみに軸が決まったきっかけというのは、色々と過去を振り返る中で
私が映画館でアルバイトをしている中で出会ったある映画でした。
そちらについてはこちらのツイートを読んでもらえれば。
マイケルジャクソン「THIS IS IT」幻の公演の再現映画。2週間の限定公開、最終日の最終回。上演終了後、まさかのスタンディングオベーション。「映画でこんな事あるんだ…!」ライブ会場さながらの高揚感を目の当たりにして、密かに高まる胸の鼓動。感動を届ける仕事がしたい。漠然が確信になった日。
— うーなー|エンタメで働く副業ライター (@uunaar_fz1025) May 2, 2022
企業選びの完全失敗パターン3選 私はこうして失敗した
こうして「エンタメ業界」を目指すことにした私ですが、
色々と調べて実際に受ける中でいくつも典型的な失敗をしてます。
1.大手企業ばかり受ける 業界研究不足
芸能プロダクションや、イベント制作会社、レコード会社に映画配給会社。
名のある企業ばかり受けるという典型的な失敗パターンでした。
メガバンクなどの大手企業だと全国で募集して何百人、何千人と採用枠があるのに対して
エンタメ系の企業は会社規模が圧倒的に小さいので、
大手といえど新卒で採用しているのは10人行くか行かないかくらいの人数しか枠がないこともしばしば。
この時点で、ご想像にたやすいですが、同じエンタメ企業を目指す人は集中して何千何万と応募してくるわけです。
競合が多すぎる中で、選ばれるのは容易ではありません。
2.やりたい事が具体的じゃない 企業研究不足
「エンタメで多くの人に感動を届けたい」という軸は決まったモノの、
結局応募する企業それぞれの事業内容も十分に理解せず、
面接に進んだとしても入社してからやりたい事などをちゃんと話せずに負けてしまう。
今考えれば当たり前ですが、熱量が高くなかったのです。選ばれるはずもありません。
3.自分を上手にアピールできない 自己分析不足
残念ながら、当時は学歴フィルターはあったと思っています。
MARCH大学というブランドのおかげで早慶やそれ以上の方々には太刀打ちできませんでしたが、
ありがたいことにある程度は書類が通過して面接にこぎつけることが出来ました。
しかしそこで自分を上手くアピールできずにことごとく見送りの連絡が来るのです。
あなたの強みは?それを仕事にどう活かしますか?
あなたの弱みは?克服できますか?しようと努力してますか?
ある程度は用意していたモノの、少し突っ込まれると応用が利かないのです。
コレは本当に反省しました。ドキッとしたら今からでも本気で考えてみましょう。
50社受けてことごとく惨敗。唯一の内定は1社だけ。
こうして完全なる準備不足が招いた結果がはい。50社ほど受け手全滅です。
大手企業はことごとく落ちました。大学ブランドのメリットをすべて無駄にした感じです。
大学4年の夏。周りの友人はどんどん内定が決まり(しかも大手企業)これで安泰だわ、言った表情。
私はその時内定ゼロ。このまま就職浪人か…と最悪の事態が頭をよぎりました。
でも切り替えて、大小問わず、興味が持てる会社を受けることにしました。
某レンタルビデオショップのフランチャイズ加盟企業の大手に応募。
もう結構諦めモードも入っており、変な緊張感もなく良い意味で肩の力を抜いて取り組めました。
するとなんと、あれよあれよのうちに最終面接に行き、内定ゲット。
コレまでの努力は何だったのか…(いや、大して努力してないからこうなったんだ)
と思いながらも、内定をもらえてホッと肩をなで下ろしました。
まだ色々と可能性はあったモノの、就職浪人までして行きたい会社を目指すより
とりあえず社会人経験を積む方が大事だろうと思い、内定承諾して入社を決めました。
(コレが就活失敗の後悔の始まりだったとは知りもせず…)←別の記事で書きます。
最後に
こうして見事に就活がボロボロだった私ですが、無事に内定を獲得することが出来ました。
やはり何事においても準備は大事ですね。
そして何より大事なのが「自分が何を実現したいのか?」「そのために何が出来るのか?」と
自分としっかりと向き合って絞り出すこと。
そして失敗は後々に必ず経験として活きてくる場面が訪れると言うこと。コレは間違いないです。
後悔すればきりがないですが、過去のことばかりを見ていても仕方ありません。
でも就活の失敗があったからこそ、今私は3回の転職を経て遠回りをしながらも何とかやりたい事に近づいてますし
20代のうちに家庭にも恵まれました。私は今中小企業に居ますが、大手企業だけが安泰というのは嘘です。
中小でも全然楽しいし、むしろ色々任せてもらえるチャンスがあるし、昇格のチャンスもあります。
まだ就活生で、内定がもらえていないとしても大丈夫です。次が就活スタートの歳でドキドキしている人も大丈夫です。
私が失敗したことをやらないようにするだけで、面倒くさくてもしっかり自分に向き合うだけで上手くいきます。
いろいろな選択肢があると言うことはぜひ頭の隅に入れて、これからの就職活動を頑張って下さい。
最後までお読み頂き、ありがとうございました♪
-
【20代で転職回数が多いと不利って本当?】実際に3回転職して人生好転した話。
20代で転職回数が多いと何かと不利だという話を聞きます。 もちろん回数が多いことで信頼されにくかったり、 経験も浅くスキルがなかなか身につかないまま次の職場に移ることで ご自身のキャリアがなかなか育た ...
続きを見る
-
【20代の転職希望者は必見!】転職で失敗しないための方法を学ぶ
無事に大学も卒業して就職も果たしたけど、 超ブラック企業だった 先輩・上司とそりが合わない 求めていた仕事と違うことをさせられている 会社の社風が自分と合っていないから といった理由から、転職を考えて ...
続きを見る