「STUDIOで独自ドメインを設定したいけど、やり方がわからない…」
「DNSレコードって何?設定が難しそう…」
STUDIOで独自ドメインを設定するには、外部のドメインサービスでDNSレコードを設定する必要があり、初めての方には難しく感じるかもしれません。
しかし、手順通りに進めれば30分〜1時間程度で設定は完了します。
一度覚えてしまえば、次からは迷わず設定できるようになります。
私もSTUDIOで複数のサイトを独自ドメインで公開してきました。最初は戸惑いましたが、手順さえ押さえれば難しくありません。
この記事では、STUDIOの独自ドメイン設定方法を4ステップで解説します。
主要ドメインサービス(お名前.com、ムームードメイン、エックスサーバードメイン)での設定方法や、よくあるエラーの対処法も紹介しますので、最後まで読めば独自ドメインでサイトを公開できるようになります。
STUDIOで独自ドメインを使うための前提条件
まず、STUDIOで独自ドメインを使うために必要な条件を確認しておきましょう。
条件1:STUDIOの有料プランに加入する
STUDIOで独自ドメインを使うには、有料プラン(Mini以上)への加入が必須です。
無料プラン(Free)では独自ドメインを設定できません。
無料プランの場合は「yoursite.studio.site」というSTUDIOのサブドメインでしか公開できません。
| プラン | 月額料金 | 独自ドメイン |
| Free | 0円 | × |
| Mini | 590円 | ○ |
| Personal | 1,190円 | ○ |
| Business | 3,980円 | ○ |
| Business Plus | 9,980円 | ○ |
※料金は2026年1月時点の情報です。最新の料金はSTUDIO公式サイトでご確認ください。
条件2:外部サービスでドメインを取得する
STUDIOにはドメイン取得・管理機能がありません。
そのため、外部のドメインサービスで独自ドメインを取得する必要があります。
主なドメイン取得サービスは以下の通りです。
- お名前.com:国内最大級のドメインサービス、初心者にも使いやすい
- ムームードメイン:GMOペパボ運営、シンプルな管理画面
- エックスサーバードメイン:国内シェアNo.1レンタルサーバーが提供
- さくらのドメイン:老舗サービス、サポートが充実
- Squarespace Domains:海外サービス、シンプルな料金体系
ドメインの取得費用は年間1,000〜2,000円程度が相場です(.comの場合)。
初年度は500円程度で取得できるキャンペーンを行っているサービスも多いです。
使用できるドメインの種類
STUDIOでは「.com」「.co.jp」「.jp」「.net」など各種ドメインに対応しています。ただし、以下のドメインは使用できません。
- 日本語ドメイン(例:日本語.com)
- アルファベット大文字を含むドメイン
一般的なアルファベット小文字のドメインであれば問題なく使用できます。
STUDIO独自ドメインの設定方法|4ステップ
それでは、STUDIOで独自ドメインを設定する手順を解説します。
ステップ1:ドメインを取得する
まずは外部のドメインサービスで独自ドメインを取得します。
ここではお名前.comを例に解説しますが、他のサービスでも基本的な流れは同じです。
1. ドメインサービスにアクセスする
お名前.com(https://www.onamae.com/)などのドメインサービスにアクセスします。
2. 希望のドメインを検索する
取得したいドメイン名(例:mybrand)を入力して検索します。
3. 取得可能なドメインを選択する
「.com」「.net」「.jp」など、取得可能なドメインが表示されます。
希望のドメインを選択してカートに追加します。
どのドメインを選ぶか迷ったら、以下を参考にしてください。
- .com:最も一般的で覚えられやすい
- .jp:日本のサイトであることが伝わる
- .co.jp:法人向け、信頼性が高い(取得には法人登記が必要)
4. 購入手続きを完了する
アカウント登録(または既存アカウントでログイン)して、支払い手続きを完了します。
ステップ2:STUDIOで独自ドメインを入力する
ドメインを取得したら、STUDIOで設定を行います。
1. STUDIOにログインする
STUDIOにログインし、独自ドメインを設定したいプロジェクトを開きます。
2. プロジェクト設定を開く
ダッシュボードから「プロジェクト設定」または「公開設定」を開きます。
3. 「カスタムドメインを接続」を選択する
ドメイン設定の項目で「カスタムドメインを接続」をクリックします。
4. 取得したドメインを入力する
取得した独自ドメイン(例:mybrand.com)を入力します。
ここでAレコードの設定情報が表示されます。
この情報を次のステップで使いますので、メモしておきましょう。
STUDIOのAレコード情報
- タイプ:A
- ホスト名:@(ルートドメインの場合)またはサブドメイン名
- 値(IPアドレス):STUDIOの画面に表示される値
ステップ3:DNSレコード(Aレコード)を設定する
次に、ドメインサービスの管理画面でDNSレコードを設定します。
これにより、取得したドメインとSTUDIOのサーバーが紐づけられます。
設定手順(お名前.comの例)
1. お名前.comにログインする
2. 「ドメイン設定」→「DNS設定/転送設定」を開く
3. 対象のドメインを選択し、「DNSレコード設定」をクリック
4. 以下の情報を入力してAレコードを追加する
| 項目 | 設定値 |
| ホスト名 | 空欄または@(ルートドメインの場合) |
| TYPE | A |
| TTL | 3600(デフォルトでOK) |
| VALUE | STUDIOで表示されたIPアドレス |
5. 設定を保存する
サブドメインの場合
サブドメイン(例:blog.mybrand.com)で公開する場合は、ホスト名に「blog」などのサブドメイン名を入力します。
ステップ4:STUDIOで接続を確認して公開する
DNSレコードの設定が完了したら、STUDIOに戻って接続を確認します。
1. STUDIOの公開パネルで「次へ」をクリックする
ステップ2で開いた公開パネルに戻り、「次へ」をクリックします。
2. 接続状況を確認する
ドメインとSTUDIOサーバーの接続状況が確認されます。正しく設定されていれば「接続完了」と表示されます。
3. TLS証明書の発行を待つ
接続が確認されると、TLS証明書(SSL証明書)が自動で発行されます。これにより、サイトが「https://」で表示されるようになります。
4. サイトを公開する
「公開」または「更新」ボタンをクリックして、サイトを公開します。
主要ドメインサービス別|DNSレコード設定方法
ドメインサービスによって管理画面が異なるため、主要サービスごとの設定方法を解説します。
お名前.comの場合
1. お名前.com Naviにログイン
2. 「ドメイン」→「ドメインのDNS設定」を選択
3. 対象ドメインの「DNS設定」をクリック
4. 「DNSレコード設定を利用する」の「設定する」をクリック
5. Aレコードを追加(ホスト名は空欄、TYPEはA、VALUEにSTUDIOのIPアドレス)
6. 「追加」→「確認画面へ進む」→「設定する」で完了
ムームードメインの場合
1. ムームードメインのコントロールパネルにログイン
2. 「ドメイン操作」→「ムームーDNS」を選択
3. 対象ドメインの「変更」をクリック
4. 「カスタム設定」を選択
5. Aレコードを追加(サブドメインは空欄、種別はA、内容にSTUDIOのIPアドレス)
6. 「セットアップ情報変更」で完了
エックスサーバードメインの場合
1. エックスサーバーアカウントにログイン
2. 「ドメイン」→「DNSレコード設定」を選択
3. 対象ドメインを選択
4. 「DNSレコード追加」タブをクリック
5. Aレコードを追加(ホスト名は空欄、種別はA、内容にSTUDIOのIPアドレス)
6. 「確認画面へ進む」→「追加する」で完了
よくあるエラーと対処法
独自ドメインの設定でよくあるエラーと、その対処法を解説します。
エラー1:「Aレコードが確認できません」と表示される
原因1:DNSの反映待ち
DNSレコードの設定が反映されるまで時間がかかっている可能性があります。
1〜2時間待ってから再度確認してみてください。
原因2:Aレコードの設定ミス
Aレコードの設定内容を確認してください。特に以下の点をチェックしましょう。
- TYPEが「A」になっているか
- IPアドレスが正しいか(STUDIOで表示された値と一致しているか)
- ホスト名が正しいか(ルートドメインなら空欄または@)
エラー2:「Aレコードが重複しています」と表示される
原因:同じホスト名に複数のAレコードが設定されている
1つのホスト名(ドメイン)に対して設定できるAレコードは1つだけです。
以前の設定が残っている場合は削除してから、STUDIOのAレコードを設定してください。
エラー3:サイトにアクセスすると404エラーが表示される
原因:STUDIOでサイトが公開されていない
ドメイン接続が完了しても、サイトは「非公開」状態になっています。STUDIOの公開パネルで「更新」または「公開」ボタンをクリックして、サイトを公開してください。
エラー4:wwwありとwwwなしの両方でアクセスできない
原因:STUDIOの標準仕様
STUDIOでは、1つのプロジェクトに対して接続できるドメインは1つだけです。
「example.com」と「www.example.com」は別のドメインとして扱われるため、両方からアクセスできるようにするには、Business Plus以上のプランでカスタムプロキシアドオン(有料)を利用する必要があります。
一般的には、どちらか一方(例:www.example.com)で設定し、もう一方はリダイレクト設定を行う方法が取られます。
STUDIO独自ドメイン設定の注意点
独自ドメインを設定する際に知っておくべき注意点をまとめました。
注意点1:メールサービスは提供されていない
STUDIOはWebサイト制作ツールであり、メールサービスは提供されていません。
独自ドメインでメールアドレス(例:info@mybrand.com)を使いたい場合は、別途メールサービス(Google Workspace、さくらのメールボックスなど)を契約する必要があります。
注意点2:サーバー契約は不要
STUDIOで作成したサイトは、STUDIOのサーバーで公開されます。
そのため、別途レンタルサーバーを契約する必要はありません。
ドメインの取得費用とSTUDIOの月額料金だけで運用できます。
注意点3:既存サイトからの切り替えは事前にTTLを短くする
すでに別のサービスで公開しているサイトを、STUDIOに切り替える場合は注意が必要です。
切り替え前に、ドメインサービスでAレコードの「TTL」設定を可能な限り短く(300秒など)しておきましょう。
TTLとは「DNSの情報をキャッシュする時間」のことで、短くしておくことで切り替えがスムーズになります。
注意点4:ドメインの更新を忘れない
ドメインには有効期限があります。
更新を忘れるとドメインが失効し、サイトにアクセスできなくなります。
ドメインサービスで自動更新設定をしておくか、更新時期にリマインダーを設定しておきましょう。
STUDIO独自ドメインに関するよくある質問
Q1. 無料プランで独自ドメインは使えますか?
いいえ、STUDIOの無料プラン(Free)では独自ドメインを使用できません。
独自ドメインを使うには、Mini以上の有料プランへの加入が必要です。
無料プランの場合は「yoursite.studio.site」というSTUDIOのサブドメインでのみ公開できます。
Q2. どのドメインサービスがおすすめですか?
特にこだわりがなければ、「お名前.com」か「エックスサーバードメイン」がおすすめです。
どちらも国内大手で管理画面が使いやすく、サポートも充実しています。
料金も他社と比べて大きな差はありません。
Q3. サブドメインでも公開できますか?
はい、サブドメイン(例:blog.mybrand.com)での公開も可能です。
設定方法はルートドメインとほぼ同じで、DNSレコード設定時にホスト名にサブドメイン名を入力するだけです。
Q4. ドメインを変更することはできますか?
はい、ドメインの変更は可能です。
STUDIOの公開設定で現在のドメインを解除し、新しいドメインを設定し直します。
ただし、ドメインを変更するとURLが変わるため、SEOへの影響(検索順位の低下)やリンク切れが発生する可能性があります。
Q5. SSL証明書は自分で用意する必要がありますか?
いいえ、STUDIOでは独自ドメインを接続すると、TLS証明書(SSL証明書)が自動で発行されます。
特別な設定や追加費用は不要で、サイトは「https://」で表示されます。
まとめ|手順通りに進めれば独自ドメイン設定は難しくない
この記事では、STUDIOで独自ドメインを設定する方法を4ステップで解説しました。
DNSレコードの設定は最初は難しく感じるかもしれませんが、手順通りに進めれば問題なく設定できます。
一度覚えてしまえば、次からは迷わず設定できるようになります。
「自分で設定するのは不安」「プロに任せたい」という方は、お気軽にご相談ください。
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