エンタメ業界の職種図鑑|企画・制作・宣伝など主要10職種の仕事内容・やりがい・キャリアパスを解剖

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エンタメ業界の職種図鑑|企画・制作・宣伝など主要10職種の仕事内容・やりがい・キャリアパスを解剖

うーなー

エンタメ・イベント業界15年超の会社員×副業ライター。Webデザイナーの妻がいます。夫婦でセールスライティング×デザインを駆使してLP制作やプロモーション全般を裏方としてサポートしてます。 SEO記事300本以上|立ち上げた企業ブログが6ヶ月で2万PV超え、問い合わせ増加|某出版社様メルマガ執筆実績等|

「エンタメ業界で働きたい」。

そう考えたとき、あなたは「ゲーム業界」「音楽業界」といった"業界"で絞っていませんか?

もちろんそれも大事です。

しかし、エンタメ業界で15年働いてきた私から言わせてもらうと、キャリアの満足度を本当に左右するのは「職種(=何の仕事をするか)」です。

例えば、同じ「ゲーム業界」でも、0からアイデアを出す「企画職」、スケジュールとクオリティを管理する「制作職」、ゲームを世に広める「宣伝職」では、仕事内容、必要なスキル、やりがい、そしてキャリアパスが全く異なります。

実は私自身、イベント業界に入った当初、「企画がやりたかったのに、実際は現場の営業ばかり」というミスマッチを経験しました。あの時、職種の違いを理解していたら——と何度も思いました。

「エンタメ業界に入ったけど、仕事内容が合わなかった…」。

そんな最悪のミスマッチを防ぐため、この記事では、エンタメ業界の主要な職種を「図鑑」として網羅的に解説します。

業界15年のプロの視点から、各職種の「リアルな仕事内容」「成功する人の共通点」「未経験からの目指し方」まで、他では読めない本音を詰め込みました。

あなたが本当に輝ける「天職」を見つけるための、道しるべとなれば幸いです。

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まずは全体像を把握!エンタメ業界の「6大カテゴリ」とは?

エンタメ業界の職種は多岐にわたります。まずは全体像を掴むために、仕事を役割ごとに6つの大きなカテゴリに分けてみましょう。

あなたがどの分野に興味があるか、考えながら読み進めてみてください。

カテゴリ役割代表的な職種
① 企画系0から1を生み出すプロデューサー、プランナー
② 制作系1を100の形にするディレクター、制作進行
③ 宣伝・マーケティング系100を100万人に届ける宣伝、広報、SNS担当
④ 営業系作品を「売る」ライツ営業、チケット営業
⑤ 技術・専門系スキルで作品を支えるデザイナー、エンジニア、編集者
⑥ 管理系会社とクリエイターを守る法務、経理、人事

① 企画系(0から1を生み出す仕事)

世の中にない新しい「面白い」を生み出す、まさしくエンタメの「脳」となる仕事です。プロジェクトの「0から1」を生み出す、最も上流のセクションと言えます。

トレンドを読み、世の中が何を求めているかを察知し、それを具体的な「企画書」に落とし込みます。プロデューサーやプランナーといった職種がここに該当します。

② 制作系(1を100の形にする仕事)

企画系が生み出した「1」のアイデアを、実際に「作品」という形にする実行部隊です。ディレクターや制作進行といった職種が中心となり、多くのスタッフやクリエイターをまとめ上げます。

スケジュールとクオリティを管理する、モノづくりの最前線です。体力や調整力が求められるタフな仕事でもあります。

③ 宣伝・マーケティング系(100を100万人に届ける仕事)

完成した作品(100)を、世の中の100万人に「知ってもらい」「欲しい」と思わせる仕事です。どれだけ良い作品も、知られなければヒットしません。

SNSやWeb広告、テレビCMやイベントなどを駆使し、作品の認知度を最大化する役割を担います。データ分析やトレンド察知が鍵となる、現代エンタメにおいて欠かせないポジションです。

④ 営業系(作品を「売る」ことで利益を生む仕事)

作品を実際にお金(利益)に変えるため、企業(BtoB)や顧客(BtoC)に働きかける仕事です。映画館に「上映」を交渉したり、キャラクターの「商品化」を交渉したりします。

異業種での営業経験が最も活かしやすい分野の一つです。エンタメ未経験でも、営業実績があれば評価されやすいポジションと言えます。

⑤ 技術・専門系(特定のスキルで作品を支える仕事)

デザイナー、エンジニア、編集者など、専門的な技術力で作品のクオリティを担保する仕事です。「手に職」を持つ、スペシャリスト集団と言えます。

CGデザイナーやゲームプログラマー、雑誌編集者などが含まれ、彼らの技術力がなければ、作品は完成しません。

⑥ 管理系(会社とクリエイターを守る仕事)

法務、経理、人事など、会社組織やクリエイターが安心して働ける環境を整える仕事です。バックオフィスとも呼ばれ、エンタメ企業という「組織」を支えます。

クリエイターが安心してモノづくりに集中できるのは、彼らのサポートがあるからです。権利関係を守る法務や、お金を管理する経理など、専門知識が求められます。

① 企画系職種(プロデューサー・プランナー)

エンタメ業界の花形とも言われる企画系職種です。アイデアと実行力で、プロジェクト全体を動かしていきます。

「プロデューサー」とは?(人・金・時間の管理責任者)

プロデューサーは、プロジェクトの「最高責任者」です。企画の立ち上げから、予算(お金)を集め、スタッフ(人)を集め、全体のスケジュール(時間)を管理します。

作品がヒットすれば最も称賛されますが、失敗すればすべての責任を負うポジションでもあります。

「プランナー(企画職)」とは?(面白いアイデアを形にする人)

プロデューサーが「全体」の責任者なら、プランナーは「面白さ」の責任者と言えます。「どんなゲームが流行るか」「どんなイベントが人を呼べるか」といった具体的なアイデアを考え、企画書に落とし込む仕事です。

プロデューサーが考えた方向性を、より具体的にしていく役割も担います。

やりがいと必要なスキル(調整力、トレンド察知力)

最大のやりがいは、自分の「面白い」という発想が、世の中に受け入れられ、ヒットが生まれた瞬間にあります。

必要なスキルは、新しいものを察知するトレンド察知力、そして多くの人を動かすための調整力や情熱です。

【15年のプロ視点】企画職で成功する人の共通点とキャリアパス

私が現場で見てきた「売れっ子企画マン」は、例外なく「インプットの鬼」です。エンタメ以外の分野(政治、経済、テクノロジーなど)にもアンテナを張り、それを自分の企画に結びつけています。

キャリアパスとしては、プランナーから始まり、ディレクターを経て、最終的にプロデューサーになる道が王道です。

② 制作系職種(ディレクター・制作進行)

企画系が生み出したアイデアを、実際に「作品」として世に出すため、現場を動かす職種です。体力と精神力が求められますが、モノづくりの最前線に立てるやりがいがあります。

「ディレクター(AD含む)」とは?(作品のクオリティ責任者)

ディレクターは、作品の「クオリティ(質)」に関する責任者です。映像監督、ゲームディレクター、イベントディレクターなどがこれにあたります。

プロデューサーが定めた予算やスケジュールの中で、最高の作品を作るために、スタッフに具体的な指示を出します。AD(アシスタントディレクター)は、そのディレクターの補佐役としてキャリアをスタートすることが一般的です。

「制作進行(進行管理)」とは?(スケジュールを守る「砦」)

制作進行は、プロジェクトの「スケジュール」に関する責任者です。特にアニメ業界やゲーム業界で欠かせない役割を担っています。

多くのクリエイターや外部スタッフが関わるため、誰か一人の作業が遅れると、プロジェクト全体が止まってしまいます。そうならないよう、常にスケジュールを管理し、遅れそうな人をサポートし、時には強く催促することも仕事です。

やりがいと必要なスキル(体力、精神力、緻密な管理能力)

やりがいは、多くのスタッフと苦労を共にし、作品が完成した瞬間(納品できた瞬間)の達成感を分かち合えることです。

必要なスキルは、不測の事態にも対応できる体力と精神力、そして緻密なスケジュール管理能力です。

【15年のプロ視点】未経験から目指すなら「制作進行」が最短ルート

もしあなたが未経験からエンタメ業界の「モノづくり」に携わりたいなら、「制作進行」は最短ルートの一つです。仕事はハードですが、作品作りの「AからZまで」を最前線で学べます。

ここで業界の仕組みを叩き込んだ人が、数年後にディレクターやプロデューサーへとステップアップしていく例を数多く見てきました。

制作進行は「未経験歓迎」の求人が比較的多い職種です。エンタメ業界への第一歩として、転職エージェントに相談してみる価値はあります。

③ 宣伝・マーケティング系職種(宣伝・広報・SNS担当)

どれだけ良い作品を作っても、知られなければ存在しないのと同じです。作品の「認知」を広げ、多くの人に「欲しい」と思わせる仕事を見ていきましょう。

「宣伝・プロモーター」とは?(作品の認知を広げる)

宣伝・プロモーターは、作品の「広告塔」です。テレビCMを打つ、雑誌に広告を載せる、Web広告を運用する、インフルエンサーにPRを依頼するなど、予算を使って作品の認知度を最大化します。

「この作品をヒットさせる」というミッションのため、あらゆる手段を考え実行します。

「広報(PR)」とは?(会社や作品の「ファン」を作る)

広報(PR)は、予算をあまり使わずに、メディア(テレビ、雑誌、Webニュースなど)に「記事として取り上げてもらう」仕事です。プレスリリースを作成したり、記者発表会を開いたりします。

広告よりも「客観的なニュース」として扱われるため、より信頼性の高い情報として世の中に広められます。会社や作品の「ファン」を作る、長期的なブランド構築の役割も担っています。

やりがいと必要なスキル(SNS運用スキル、データ分析力)

やりがいは、自分が仕掛けたプロモーションがSNSなどで「バズり」、世の中のトレンドになっていく瞬間を体感できることです。

必要なスキルは、X(旧Twitter)やInstagram、TikTokなどを使いこなすSNS運用スキル、そして「なぜこれがウケたのか」を分析するデータ分析力です。

【15年のプロ視点】今、最もアツい「マーケティング」職のリアル

昔の宣伝はテレビCMが中心でしたが、今は完全にデジタル・SNSが主戦場です。そのため、業界未経験でも「SNSマーケティングの会社で成果を出してきた人」や「個人でSNSのフォロワーが多い人」が、即戦力として中途採用されるケースが急増しています。

最も「未経験者にチャンスがある」職種の一つと言えるでしょう。「好きなエンタメを広める仕事がしたい」と考えている方は、まず転職エージェントで宣伝・マーケティング職の求人を確認してみてください。

④ 営業系職種(ライツ営業・チケット営業)

作品の「利益」を最大化するために、企業(BtoB)を相手に商談をする仕事です。コミュニケーション能力や交渉力が求められます。

「ライツ(版権)営業」とは?(キャラクターを商品化する)

ライツ営業は、自社が持つアニメやゲームのキャラクター(IP)を「商品化する権利」を売る仕事です。

例えば、「うちのキャラクターを使って、お菓子を作りませんか?」「アパレルグッズを出しませんか?」とメーカーに営業をかけ、ライセンス料(使用料)をもらいます。作品が放送・公開されていない期間でも、利益を生み続けられるのが特徴です。

「興行・チケット営業」とは?(映画館やイベント会場を満席にする)

映画業界であれば、自社が配給する映画を「どこの映画館で、何スクリーン(何回)上映してもらうか」を映画館(劇場)と交渉します。イベント業界であれば、スポンサー企業を集めたり、チケットをまとめて販売してくれるプレイガイドと交渉したりします。

いかに「良い条件」で作品を露出させ、会場を満席にするかが腕の見せ所です。

やりがいと必要なスキル(交渉力、BtoB営業スキル)

やりがいは、自分の交渉一つで、作品の売上が何倍にも跳ね上がるダイナミズムを味わえることです。必要なスキルは、まさしく「交渉力」と「BtoB営業スキル」です。

【15年のプロ視点】異業種(営業職)からの転職が最も有利な職種

この職種は、エンタメ業界への熱意よりも「営業として結果を出せるか」が問われます。そのため、エンタメ未経験であっても、異業種(例えばITやメーカーなど)で営業成績トップだった人は、高く評価され、転職しやすい傾向にあります。

営業職としてエンタメ業界へ転職を考えている方は、「営業成績」を数字で語れるよう準備しておきましょう。「前年比120%達成」「新規開拓で年間〇件成約」など、実績を具体的に伝えることが面接突破の鍵になります。

⑤ 技術・専門系職種(デザイナー・エンジニア・編集者)

特定の「専門スキル」を武器に、作品のクオリティを根底から支える職人たちです。

デザイナー(CG, グラフィック)、エンジニア(ゲーム, 配信)

ゲーム業界のCGデザイナー、Webサイトや広告を作るグラフィックデザイナー。ゲームを動かすゲームプログラマー(エンジニア)、オンラインイベントの配信システムを構築するエンジニアなど、技術力でエンタメを形にするプロフェッショナルです。

編集者(出版・Webメディア)

出版業界の雑誌編集者やマンガ編集者、Webメディアの編集者などです。作家やライターと二人三脚で、世に出る前の「原稿」のクオリティを高めていきます。

やりがいと必要なスキル(専門スキル、ポートフォリオ必須)

やりがいは、自分の「技術」や「目利き」が、作品のクオリティに直結することです。必要なスキルは、当然ながら「専門スキル」そのものになります。

これらの職種を目指す場合、転職活動では「ポートフォリオ(自分の実力を示す作品集)」の提出がほぼ必須となります。面接のスケジュールだけでなく、作品集の準備期間も考慮して転職活動を進めましょう。

【15年のプロ視点】スキルがあれば「業界内転職」が容易な職種

これらの専門職は、一度スキルを身につければ「手に職」がつく状態になります。会社に所属せずともフリーランスとして活躍しやすいのも特徴です。A社からB社へ、ゲーム業界からアニメ業界へ、といった「業界内転職」が非常に活発な分野でもあります。

⑥ 管理系職種(法務・経理・人事)

バックオフィスとも呼ばれ、会社組織全体を支える職種です。クリエイターが安心して「モノづくり」に集中できる環境を守ります。

エンタメ業界の「法務(契約)」「経理(予算管理)」「人事(採用)」

法務は、クリエイターや作品の権利を守る「契約書」のプロです。経理は、プロジェクトごとの「予算管理(ドンブリ勘定にさせない)」を行います。人事は、優秀なクリエイターを「採用」し、社員が働きやすい「制度」を作ります。

やりがいと必要なスキル(バックオフィススキル、業界知識)

やりがいは、縁の下の力持ちとして、会社の成長とクリエイターの活躍を「守り」の面から支えられることです。必要なスキルは、法務、経理、人事といったバックオフィスの専門スキルです。

【15年のプロ視点】クリエイターを支える「守り」の最重要ポジション

エンタメ業界は「人」がすべての資産です。その「人(クリエイター)」を守る法務や人事の役割は、他の業界よりも遥かに重要度が高いと私は感じています。この分野も、異業種でのバックオフィス経験者が即戦力として転職しやすいポジションです。

自分に合う職種が分からない…「キャリアのプロ」に相談しよう

さて、ここまで多くの職種を紹介してきましたが、「選択肢が多すぎて、結局どれが自分に合うか分からない…」と悩んでしまった方もいるかもしれません。

なぜ自己判断だけで職種を選ぶのは危険なのか

自己判断だけで職種を選ぶのは、実はリスクがあります。なぜなら、あなたが今持っている「イメージ」と、現場の「リアルな仕事内容」が、大きくズレている可能性があるからです。

「企画職がやりたかったのに、入ってみたら調整業務(制作系)ばかりだった」「宣伝がやりたかったのに、配属されたのは営業だった」——こうしたミスマッチは、エンタメ業界では日常茶飯事です。

このミスマッチを知らないまま転職活動を進めてしまうと、せっかく入社できても「こんなはずじゃなかった」と後悔することになりかねません。

転職エージェントで「職種適性」と「非公開求人」を知る

ミスマッチを防ぐ最も確実な方法は、「キャリアのプロ」に相談することです。

転職エージェント、特にエンタメ業界に詳しいエージェントは、何百人もの転職者を見てきたプロです。あなたの経歴や性格を見た上で、「あなたは企画職よりも、宣伝・マーケティング職のほうが向いているかもしれませんね」「あなたのその経験なら、〇〇社のあのポジション(非公開求人)が狙えますよ」といった、客観的なアドバイスをくれます。

私自身も転職活動中、エージェントの一言で「自分に合う職種」が明確になった経験があります。自分一人で考え込んでいた時間が嘘のように、道が開けた瞬間でした。

相談は無料なので、自分の「市場価値」や「職種の適性」を診断してもらうだけでも、大きな収穫があるはずです。

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まとめ:エンタメ業界は「業界」ではなく「職種」で選べ

今回は、エンタメ業界の主要な職種を「図鑑」として網羅的に解説しました。

最後にもう一度、最も伝えたいことをお伝えします。

この記事のポイント

  • キャリアの満足度を左右するのは「業界」より「職種」
  • エンタメ業界の職種は6大カテゴリに分かれる(企画・制作・宣伝/マーケ・営業・技術/専門・管理)
  • 未経験から目指すなら:制作進行、宣伝/マーケティング、営業職がチャンスあり
  • ミスマッチを防ぐには:転職エージェントに「職種適性」を相談するのが最も確実

エンタメ業界へのキャリアを考えるとき、「ゲーム業界」や「音楽業界」といった「業界」の括りだけで選ばないでください。

あなたのキャリアの満足度を決めるのは、「何(企画)をするのか」「誰と(制作)働くのか」「どう(宣伝)届けるのか」という「職種」そのものです。

想像してみてください。

自分の「強み」と「好き」が一致する職種を見つけ、毎朝ワクワクしながら出勤できる未来を。好きなエンタメに携わりながら、家族との時間も確保できるワークライフバランスを。

ただし、エンタメ業界の求人は水物です。人気企業の中途採用枠は限られており、今日あった求人が、明日には締め切られている——ということも珍しくないのが実情です。

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